元バルセロナのリバウド氏が、古巣の補強プランについて言及。バルセロナのフットボールはより魅力的になるはずだと説いている。

　今夏の移籍市場でバルセロナはFWアントワーヌ・グリーズマンの獲得が有力視されている。そして、ここにきてネイマールにも3シーズンぶりバルセロナ復帰のうわさが浮上。 この動きを受けて、リバウド氏は『Betfair』を通して古巣バルセロナでの夢のユニット結成について期待を寄せた。

「(リオネル)メッシ、(ルイス)スアレス、ネイマール、グリエーズマンの攻撃ユニットが完成したら、それはバルセロナにとって素晴らしいことだ」

「この4人によるアタックは壮観だろうし、彼ら全員同時にピッチに立ったとしても十分に機能すると思う。ただ、そのためにはシステムを少し調整することが必要になるだろうけどね。それでも“ファンタスティック・フォー”はみんな一緒にプレーできるはずだ」

「バルセロナはボールポゼッションを75%近く記録しながら相手を崩すスタイルだ。もしこの4人がそろい踏みとなったら、相手チームにとってはこれまで以上に脅威となるだろう」

　リバウド氏が口にした“ファンタスティック・フォー”は2007-08シーズン、かつてバルセロナでメッシ、サミュエル・エトー、ロナウジーニョ{{、{{ティエリ・アンリの4名で形成した前線の攻撃ユニットのことを指す。だがこの攻撃ユニットは前がかりな傾向が強く4人同時期用は成り立たず、3トップでのローテーション制が採用された。そしてロナウジーニョが2008年夏にバルセロナから去ったため、“ファンタスティック・フォー”は実質1年で終えんとなった。

　それから11年が経過し、バルセロナは強力な攻撃ユニットを再び手にする可能性が出てきている。果たしてグリエーズマンとネイマールはバルセロナに加わることになるのだろうか。リバウド氏も期待する“ファンタスティック・フォー”が生まれるのか、その動向から目が離せない状況が続きそうだ。

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