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チェルシーと渡り合った川崎F田中碧「敵わない相手ではないのかな」

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チェルシー戦で存在感を示したMF田中碧

[7.19 Jワールドチャレンジ2019 川崎F1-0チェルシー 日産ス]

 川崎フロンターレのMF田中碧がチェルシー戦で躍動した。激しいプレッシャー、フィジカルコンタクトを受けてもボールを失わず、正確な縦パスを配給。攻め込まれた時間帯も豊富な運動量でケアし、MFミヒー・バチュアイ、MFマテオ・コバチッチからボールを奪取する見せ場もあった。
 
「正直な感想を言うと、個人としては彼らとやり合えるんじゃないかなというのは感じました。もちろん、彼らのコンディションというか、まだ出来上がっていないというのは重々分かってます。僕個人としてはもっとやらなきゃいけないことがたくさんあるのも分かっていますが、ただ、敵わない相手ではないのかなというのは感じました」

 攻守に奮闘し、大会ベストイレブンと優秀選手(3位)に輝いた6月のトゥーロン国際大会は一つの基準になっている。「トゥーロンの(決勝)ブラジル戦以上に、自分の中ではやれたんじゃないかなという手応えはあります」。チェルシーと堂々と渡り合った20歳は試合をそう振り返ると、さらなる野心を口にした。

「彼ら(チェルシー)のパススピード、ボールタッチ、浮き球一つ取っても足元でコントロールできる力だったり、見習うべきものがたくさんある。体の強さもそう。日本人だからと言い訳にしているようでは世界と戦えない。フィジカルコンタクトを含めて、もっともっと恐れずに戦えるような選手になりたいし、違いを作れる選手にならなきゃいけないと思います」

 一年前の今頃はまだベンチにも入れていなかったが、著しい進化を遂げている。「自分の中でもこれだけ成長できるとは思っていなかった」と率直に明かしつつ、「優勝を争うチームで試合に出ることで、周りからの要求は日本一だし、それに応えるために日々努力していることが成長につながっていると思う」と実感を語った。

(取材・文 佐藤亜希子)

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