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「なんて顔だ!」ミュンヘン到着のレアル、プレシーズン絶不調で浮かない表情に

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レアル・マドリーの選手たちはすでに精神的に追い込まれている?

 まだ新シーズンは始まっていないが、レアル・マドリーの選手たちはすでに追い込まれているようだ。スペイン『マルカ』がミュンヘンに到着したレアルの選手たちに対し、「なんて顔だ!ミュンヘンに到着したマドリーは深刻な表情をしている」と伝えた。

 9シーズンぶり無冠に終わったレアルは、今夏に大型補強を敢行。チェルシーから念願のMFエデン・アザールを獲得するだけでなく、FWルカ・ヨビッチやDFフェルラン・メンディ、DFエデル・ミリトン、FWロドリゴ・ゴエス、MF久保建英と各ポジションに新戦力を加えた。

 しかし、プレシーズン初戦となった20日のインターナショナルチャンピオンズカップ、バイエルン戦では1-3で敗戦。23日のアーセナル戦はPK戦の末に勝利をおさめたものの、26日に行われたアトレティコ・マドリーとの“マドリード・ダービー”では3-7で大敗を喫した。これにより、ファンは怒りを露わ。昨季の再現が起こるのではと不安視している。

 レアルのリーガ・エスパニョーラ開幕戦は8月18日。新シーズンに向けて調子を上げていきたいところだが、GKティボー・クルトワやDFフェルラン・メンディ、MFマルコ・アセンシオ、MFブラヒム・ディアス、FWルカ・ヨビッチと怪我人が続出。そんな満身創痍のなか、レアルは30日にアウディカップでトッテナム、31日にバイエルンかフェネルバフチェと対戦する。

 プレシーズンマッチとはいえ、勝たなければいけないプレッシャーがあるのか、『マルカ』によると、ミュンヘンのホテルに到着したレアルの選手たちは一様に浮かない表情だったという。また、ファンの声援に手を挙げて応える選手もいたが、サインに応じたのはジネディーヌ・ジダン監督だけだった。

 同紙は「なんて顔だ!ミュンヘンに到着したマドリーは深刻な表情をしている。アメリカでアトレティコに敗れ、プレイヤーの精神を圧迫している」と報道。“白い巨人”はジダン監督のもと、タイトル争いに絡むことができるか。まずはアウディカップでの結果が求められる。

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