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「オレンジのユニが似合う選手に」…初の完全移籍果たした清水DF吉本一謙の「人生を賭けたゲーム」

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清水エスパルスDF吉本一謙(後列中央)

[8.3 J1第21節 横浜FM 0-1 清水 日産]

 新天地でのデビュー戦。いきなり先発に抜擢された。清水エスパルスDF吉本一謙は「ものすごく緊張していた」ようだった。

 昨季途中、FC東京から福岡に期限付き移籍した吉本。レンタル期間を延長した今季もJ2を舞台に戦っていたが、7月29日に清水への完全移籍が発表された。あれから5日後、横浜FM戦のスターティングメンバ―に吉本の名前があった。

「移籍一発目ですごく気持ちが入ったし、自分の人生を賭けたゲームになると思っていた」。相手は前節終了時点でリーグ最多となる35得点を記録する横浜FM。燃えないわけがなかった。体を張った粘り強い守備で簡単には相手に自由を与えず、最後方から声を出して守備を統率しようと奮闘した。

「合流してから一週間だったけど、私が見る限りでは守備の統率ができる選手だと判断して使った」と先発起用した篠田善之監督も、「非常に声を掛けて前後の関係、少し混乱したマルコス・ジュニオール選手へのアプローチを二見(宏志)と非常にうまくやってくれた。守備の中心として、しっかりと今日はパフォーマンスを見せた」と吉本の出来を振り返った。しかし、後半39分に足をつってピッチを後にしたこともあり、本人は「反省します」と苦笑した。

「チームが苦しい状況だったと思うけど、そこを自分が何とか変えたいという思いもあったし、使ってくれた監督の期待にも応えないといけなかった。そういう意味でも気持ちが高ぶり、すごい緊張した」

 07年にFC東京に加入し、その後は岐阜、水戸、福岡に在籍してきたが、そのすべてが期限付き移籍だった。「強い決意を持って移籍することを決めた」という初の完全移籍。「これからの人生は清水に捧げるつもりで来た。仲間、ファン・サポーターに認めてもらい、オレンジのユニフォームがもっと似合う選手になりたい」と力強く語った。

(取材・文 折戸岳彦)
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