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今季初タイトルに歓喜のペップ、勝利の功労者として名前を挙げた選手は…

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今季初タイトルを獲得したジョゼップ・グアルディオラ監督

 マンチェスター・シティは4日のFAコミュニティーシールドでリバプールと対戦。1-1の末にPK戦となり、5-4で勝利を飾った。

 プレミアリーグの開幕を告げるコミュニティーシールドは、昨季の欧州サッカーを牽引した2チームによる対戦に。シティは前半12分にMFラヒーム・スターリングが先制点を挙げるも、後半32分にはDFジョエル・マティプのゴールでリバプールに追いつかれてしまう。

 試合はそのまま1-1でPK戦へ。シティはGKクラウディオ・ブラーボがリバプールの2人目キッカーMFジョルジニオ・ワイナルドゥムのシュートをセーブ。シティ側は5人全員がPKを成功させ、5-4で今季初タイトルを獲得した。

 シティの公式ツイッター(@ManCityJP)では、ジョゼップ・グアルディオラ監督の試合後コメントを掲載。「PK戦を制したけど、勝っても負けてもおかしくなかった」とリバプールを称えつつ、「勝利への渇望を見せられたね。こうしたシーズン序盤の試合は本当に厳しい戦いになるよ」とシーズン開幕に気を引き締める。「前半は上々の出来だったけど、その後はプレーのスピード・ロングボール・デュエルをコントロールできなかった」と試合を振り返った。

 今季の優勝争いについては「2チームだけだとは思っていないよ。今季は多くのチームで争うことになる」とリバプールとの一騎打ちにはならないと予想。「今日勝敗を分けたのはたった1本のPKだったんだ。彼らを相手に準備の進み具合を確認できたし、タイトルを獲得できて良かったよ」と改めて喜びを噛みしめた。

 タイトル獲得の功労者として、指揮官はブラーボの名を挙げた。「一人ひとりが大きな貢献を果たしてくれたけど、ブラーボが勝利に導いてくれた。彼は素晴らしい第2GKだよ。今日は何度もチームを救ってくれたし、PKまでセーブしてくれたことは言うまでもないね。怪我を乗り越えて彼は円熟したんだ。感銘を受けたよ」。

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