ミランのズボニミール・ボバン氏は、クラブがルカ・モドリッチを獲得することはないと強調した。

　バロンドールや国際サッカー連盟(FIFA)の年間最優秀選手賞に輝くなど2018年には多くの個人タイトルを獲得したモドリッチだが、今夏にレアル・マドリーから退団する可能性が浮上。ミランやインテルが33歳のクロアチア代表MFの獲得に興味を持つと報じられていた。

　しかし、ミランのテクニカルディレクターを務めるパオロ・マルディーニ氏は先日、同選手が来れば“完璧”と認めていたものの、移籍は起こりえないと強調していた。そして、今夏に幹部としてサン・シーロに戻って来たボバン氏もイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』でモドリッチ獲得の可能性を否定した。

「20日前にパオロ・マルディーニがルカ・モドリッチはミランの選手にならないと言っていた。しかし、依然として交渉が続いていると根拠もなく書かれているから、私も昨年の世界最高の選手が我々の選手にはならないと繰り返したい」

「私が知っている限り、彼はこれからもマドリーにいる。もちろん、彼のような選手がチームにいることは最高だが、これが真実だ」

　イングランドの移籍市場は8日に閉幕したものの、イタリアの移籍市場は依然として開放されている状態。ここまで5選手を迎え入れるなど積極的な補強を見せるミランは、モドリッチの獲得を否定したものの、さらなる補強に動くのだろうか。

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