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“蹴り直しPK”に沈む…仙台GKヤクブ・スウォビィク「自分の感覚は片足を残していたが…」

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仙台GKヤクブ・スウォビィク

[8.10 J1第22節 FC東京1-0仙台 味スタ]

 ベガルタ仙台はPK一発に沈んだ。GKヤクブ・スウォビィクは「チーム全体でいいプレーができていたと思うし、一丸となってハードワークできた。勝ち点1は取れたゲームだった」と悔しさをにじませた。

 前半はDFシマオ・マテが2トップを封じたが、ワンチャンスを決められた。後半12分、シマオがFW永井謙佑を倒したと判定され、PKを献上。キッカーのディエゴが独特の助走から右足で正面に蹴り込むと、GKヤクブ・スウォビィクがストップ。しかし、“蹴り直し”が命じられた。

「1度止めたので、2度目も止める自信はあった。いいコースに蹴られてしまい、止められなくて残念です」

 2019-20シーズンのルール改定により、ジャッジが厳格化されている。キッカーがボールを蹴る際、GKは少なくとも片足の一部がゴールラインに触れているか、ゴールライン上に位置していなければならないと、基準が明確化された。この場面ではディエゴが蹴る前に動いたスウォビィクの両足がゴールラインから離れていたと判定され、スウォビィクにイエローカードが提示された。

「自分の感覚としては片足を残していたのではないかと思うが、レフェリーの判定なので仕方がない」。2度目はディエゴにきっちりと決められ、決勝点を献上。「2回目は駆け引きでもストライカーの方が有利なのかなと思うが、自分の力を全て出して止められなかったので残念です」と声を落とした。

(取材・文 佐藤亜希子)
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