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酒井宏は右SBでフル出場、マルセイユは開幕戦2失点で黒星スタートに

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4シーズン目となったDF酒井宏樹はフル出場

[8.10 リーグアン第1節 マルセイユ0-2スタッド・ランス]

 フランス・リーグアンは10日に第1節を行った。日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユスタッド・ランスと対戦し、0ー2で開幕戦黒星。4シーズン目となった酒井は開幕スタメンで右サイドバックとしてプレーし、フル出場を果たしている。

 昨シーズンはリーグ5位で欧州カップ戦出場権を逃してしまったマルセイユは、今シーズンからアンドレ・ビラス・ボアス監督がチームを率いる。最後の親善試合となった5日のナポリ戦は0-1で敗れたものの、充実した内容でリーグ開幕を迎えた。

 4-3-3の布陣を敷き、今シーズンからGKスティーブ・マンダンダがキャプテンマークを巻く。酒井は右サイドバックとして開幕スタメンを勝ち取り、中盤にはMFルイス・グスタボやMFケビン・ストロートマンが起用された。FWディミトリ・パイェは左FWに配置されている。

 前半を0-0で折り返したものの、最初に先制したのはランス。後半13分、ワンツーから最終ラインを突破したFWブライユ・ディアが冷静にゴールネットを揺らし、開幕初ゴールを記録した。

 追いかけるマルセイユは後半15分にFWネマニャ・ラドニッチに代えてMFブナ・サールを投入。さらに同18分にはMFモルガン・サンソンに代えてMFフロリアン・シャブロール、そしてFWバレール・ジェルマンに代えて新エース候補のFWダリオ・ベネデットが途中出場した。

 しかし、追いかけるマルセイユは逆に失点を食らう。ランスは後半45分、最終ラインを突破したディアがPA右から中央に折り返すと、途中出場のFWソク・ヒョンジュンが冷静にゴールに流し込んで勝負を決める追加点。マルセイユは残された後半アディショナルタイム4分間で1点を返すことができず、そのまま0-2で開幕戦黒星を喫した。

 酒井は右サイドで攻守に奔走。守備に徹しながら積極的に前線に顔を出し、右サイドからチャンスをつくったものの、勝利に貢献することはできなかった。マルセイユは17日の第2節でナントと対戦する。

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