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藤本憲明が移籍後初ゴール! 神戸4発でJ2大宮粉砕、2年連続天皇杯4回戦へ

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[8.14 天皇杯3回戦 神戸4-0大宮 NACK]

 天皇杯は14日、3回戦を各地で行い、NACK5スタジアム大宮ではヴィッセル神戸大宮アルディージャが対戦した。FW田中順也の連続ゴールで先行した神戸は新加入のFW藤本憲明も移籍後初ゴール。4-0で完勝し、2年連続で4回戦に駒を進めた。

 神戸は10日のJ1第22節大分戦(1-1)から先発7人を変更。今夏の移籍市場で大分から加入した藤本が初先発し、レバノン代表DFジョアン・オマリは新天地デビューとなった。大宮は10日のJ2第27節岡山戦(1-0)から大幅ターンオーバーを図り、MF小島幹敏を除く先発10人を入れ替えた。[スタメン&布陣はコチラ]

 大宮が立ち上がりから攻め込んだが、GK飯倉大樹を中心に耐えた神戸が試合を動かした。FW田中順也が倒され、FKのチャンスを獲得。前半20分、自らキッカーを務めた田中が左足で直接狙ったシュートは鋭く壁を巻いてゴールマウスに吸い込まれた。

 1-0で前半を折り返すと、神戸は後半開始早々に追加点を挙げる。後半3分、MF山口蛍の越妙な縦パスをおさめた田中は前を向き、GKとの1対1を制し、左足ループを突き刺した。さらに後半9分にも山口の縦パスで抜け出した藤本が仕掛けると、相手DFをかわして右足でネットを揺らし、3-0に突き放した。

 藤本はこれが移籍後初ゴール。大宮は後半6分にMF酒井宣福、後半20分にFW富山貴光を投入して反撃に出たが、次の1点を奪ったのも神戸だった。後半22分、カウンターから密集地帯を突破したFW小川慶治朗がニアを破り、とどめの4点目。大宮は0-4で敗れ、2年連続で3回戦敗退となった。

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