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酷暑の消耗戦に終止符打てず…山形FW高木彰人「自分が決めたら勝てた試合」

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決定機を逃した山形FW高木彰人

[8.18 J2第28節 東京V 0-0 山形 味スタ]

 この試合最大のチャンスだった。モンテディオ山形のFW高木彰人は後半35分に自身が起点となったカウンターから決定機を迎えたが、シュートは左ポストを直撃。仕留めていれば勝利に大きく近づいていただけに「今日は自分が決めていたら勝てた試合」と悔しさをにじませた。

 7月25日にG大阪から育成型期限付き移籍で山形に加入。2日後に行われたJ2第24節の徳島戦(○3-1)で途中出場から新天地デビューを果たすと、いきなり初ゴールを挙げた。G大阪U-23として当時J3得点ランク首位に立っていた決定力の高さを示したが、その後は欠場した前節の新潟戦(○2-0)を含めて3試合ノーゴール。今節は後半19分に1枚目の交代カードとして、FWジェフェルソン・バイアーノに代わってピッチへ送られた。

 後半31分に惜しいバイシクルを見せるなど得点の匂いを感じさせる中、同35分にセンターサークル内で東京VのDF近藤直也からボールを奪取。自らドリブルで前に運び、右で並走するFW南秀仁とのワンツーからPA内左で左足のダイレクトシュートに持ち込むが、左ポストに当たる。跳ね返りを拾って再び打った右足のシュートもGK上福元直人にブロックされた。

「(木山隆之監督に)しっかり点を決めてこいと言われて入りましたし、実際に決めるチャンスでした。今日は自分が決めていたら勝てた試合に持っていけたと思いますし、そこで決め切れなかったというところが全てじゃないかなと思います」

 山形は厳しい暑さの中で東京Vにボールを支配される展開が長く続いたものの、いい形でのフィニッシュをほぼ許さず、守備面は狙い通りだったと言える。「ボールを持たれていましたけど、守備は本当に前半から粘り強くできていた」。だからこそ欲しかった、あの時間帯での1点。「そこ(守備)は引き続きチームとして続けていって、あとは決めるところをしっかり決めて勝てるゲームにしていけたらいいなと思います」。ホーム開催となる次節の栃木戦でのゴールを誓った。

(取材・文 阿部哲也)
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