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[関西U-16~Groeien~]参入1年目の関西大北陽がG2リーグ制覇!来季はG1リーグへ

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参入1年目の関西大北陽高がG2リーグ制覇!184cmFW入柿堅志(左)は2得点をマーク

[8.22 関西U-16~Groeien~G2第8節 近大附高 0-3 関西大北陽高 伊勢フットボールヴィレッジ]

 関西地域のU-16の年代において長期にわたるリーグ戦を通して、選手の育成および指導者のレベルアップを図る「関西U-16~Groeien~2019」G2リーグは22日、第8節を行い、首位の関西大北陽高(大阪)が近大附高(大阪)に3-0で快勝。関大北陽は優勝と来季のG1リーグ昇格を決めた。

 伊勢市周辺の雷の影響で試合開始時間が、この試合を含めた4試合が当初の14時40分開始から50分遅れの15時30分開始に。また、会場施設の関係で本来の45分ハーフでなく、40分ハーフでゲームは行われた。

 関大北陽は関西U-16~Groeien~参入1年目ながら第7節まで6勝1敗で首位を快走。勝てば自力で優勝と来季のG1リーグ昇格が決まる関大北陽は、後方から丁寧にボールを繋いで184cmの大型FW入柿堅志や左のドリブラー・MF谷口凌太へボールを入れると、そこから個の力も加えてゴールを目指した。

 一方、首位撃破を狙う近大附は攻守に存在感を示していた長身ボランチMF浅野詠稀や中央からの攻め上がりを見せたMF中川颯太、前線で身体を張るFW山下藍聖らが相手ゴールへ迫る。FW田中一光のヘディングシュートがポストをかすめるシーンもあった。

 前半は0-0で終了。それでも関大北陽が後半に強さを示す。7分に先制ゴールを奪った入柿が27分にもシュートのこぼれ球を押し込む形で2点目を奪う。32分にも後方からのフィードと好トラップで右サイドを抜け出したFW猿渡友葵がそのまま決めて3点目。前節までダントツでリーグ最少となる7失点(7試合)の堅守を示してきた関大北陽は、この試合でもGK柳澤堅やCB北川拓海、CB重田倫太郎中心に無失点で終えて歓喜の優勝を果たした。

(取材・文 吉田太郎)
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