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仏リーグ・アンで反同性愛行為により試合中断…敗れたニースの選手は主審の判断に不満

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 現地時間28日、フランスのリーグ・アン第3節でニースマルセイユがアリアンツ・リビエラで行われる。すると前半の途中で同性愛嫌悪に関するチャントが鳴り響き、バナーも掲示される。これを受け、レフェリーは一時試合を取りやめ、10分程度中断した。

 フランスでは、同性愛嫌悪に関するチャントやバナーが認知され次第、試合を中断するよう今シーズンから取り決められており、この試合を裁いたレフェリーもこれに則って試合の中断を決断した。

 なお、試合は中断明けにマルセイユのダリオ・ベネデットが先制点をマーク。後半にはウィラン・シプリアンのPKからニースが同点に追いつくも、73分にディミトリ・パイェがPKを沈めて、マルセイユが2-1で勝利して、今シーズン初白星を手にしている。なお、酒井はフル出場し、勝利に貢献した。

 一方で、ニースのシプリアンは試合を中断したレフェリーの判断を非難。フランス『Canal+』で「愚かな人間のあんな行為で毎回試合を中断するなんてできないはずだ。もちろん僕はいかなる差別、同性愛嫌悪、人種差別には反対だ。でも、試合を中断するなんてやめてほしい。馬鹿げている」と不満をあらわにしている。

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