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ジダンが自ら視察…バルサの“クラック”を獲得候補にリストアップか

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バルサの新星FWを狙うジネディーヌ・ジダン監督

 レアル・マドリージネディーヌ・ジダン監督がライバルのバルセロナから若手有望株の引き抜きを狙っているようだ。

 スペイン『ドン・バロン』が「ジダンはレアル・マドリーに連れて行くため、バルサのクラックに狙いを定めた」として報じたのは、バルセロナのBチームに所属するFWアベル・ルイス(19)だ。

 同選手は2012年からバルセロナの下部組織に所属し、2016年11月にプロ契約を結んでBチームに登録された。2017年のU-17W杯では7試合6ゴールの活躍でスペインの準優勝に貢献。同大会で評価を高め、プレミアリーグのビッグクラブからも注目されていた。しかし、本人はバルセロナ残留を決断。今年5月にはトップチームデビューを飾っている。

 同メディアによると、若手の才能を見抜く「優れた目利き」でもあるジダン監督は休暇中、多くのカンテラのサッカーを視察。次のプロジェクトに向け、「非常に興味深い選手」を何人かリストアップしたという。

 バルセロナにもレアル指揮官が気に入った選手が複数人おり、その中で特に注目したのがルイスだったようだ。同メディアは「クラブとエルネスト・バルベルデによるカンテラ選手の管理にやや幻滅し始めている」というルイスの近況も獲得を検討するポイントになったと伝えている。

 同じ下部組織の選手では今季、MFカルレス・ペレス(21)が開幕2試合連続で起用され、FWアンス・ファティ(16)も第2節ベティス戦でトップデビューを果たした。しかし、ストライカーのFWルイス・スアレスが負傷離脱している状況で9番タイプのルイスにトップチーム帯同の機会は巡ってきていない。

 彼の境遇をよく理解しているというジダン監督は、今後数か月の間で獲得に結びつけるため、バルセロナFWの周辺の状況を調査するようレアル側に求めたようだ。フロレンティーノ・ペレス会長も同選手に興味を持っており、次の移籍市場で行動に移す可能性があると同メディアは指摘した。

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