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“新戦力”となった鎌田大地、得点力課題も「多くのラストパスと信じられない敏捷性」が武器に

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MF鎌田大地

 フランクフルトのMF鎌田大地が“新戦力”としてドイツメディアの注目を集めている。

 鎌田はここまでフランクフルトの全公式戦に出場中。リーグ戦3試合ではいずれも先発出場を果たしている。昨季はシントトロイデンへとレンタル移籍し、そこで結果を残したものの、復帰当初は戦力とみなされていなかった。しかし、難しい状況からアディ・ヒュッター監督の評価を覆し、今やチームの主力と扱われている。

 ドイツ『SGE4EVER』では、新戦力のここまでの状況を分析。中盤部門ではセバスティアン・ローデやドミニク・コールといった名前とともに、鎌田も紹介されている。

「彼は本当の意味で“新加入”ではないが、ここで紹介する必要がある。ヒュッター監督はチームに戻ったとき、彼を認識していなかったと言っていた。しかし、今ではトップ下として攻撃の中心にいる。多くのラストパスと信じられない敏捷性により、多くの相手を無効化している」

 一方で、課題と指摘されたのは「得点能力」。昨季はシントトロイデンで16ゴールを挙げたものの、今季リーグ戦での得点は0となっている。ここを改善できれば、フランクフルトでさらに大きな役割を担うことができそうだ。

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