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未所属続く本田圭佑、イタリア復帰は否定…冨安にエールも

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本田圭佑はセリエA復帰の意思はない模様

 現在も未所属が続いているMF本田圭佑だが、イタリアへの復帰は考えていないようだ。イタリア情報サイト『TUTTO mercate WEB』が伝えている。

 昨季限りでオーストラリア・Aリーグのメルボルン・ビクトリーを退団した本田。「ヨーロッパのチームを探している。(2020年の)東京オリンピックへ参加したい」と語るなど、次の目標に動き出し、今夏には古巣VVVの練習に参加していたが、未だ新天地は決定していない。

 これまでオランダやロシア、イタリア、メキシコ、オーストラリアなど、様々な国でプレーし、カンボジア代表では指揮官としてベンチに座る本田。『TUTTO mercate WEB』のインタビューに応じた33歳MFは、今まで経験したことが自身の考えを変えてくれたと語っている。

「僕の旅、経験は、世界へ向けて目を覚ます助けになってくれた。僕がしなければいけないこと、僕ができること、貧困と戦うために何ができるかを理解させてくれた」

「リーグのレベルは、国の経済、成長能力を反映していると思う。ベンチに座ってゲームを指揮する人は、その国の経済にフォーカスする必要があり、それがリーグの発展の基礎となる。これはイタリアだけじゃなく、日本でもそうだ」

 そして、イタリアへの復帰は「考えてみるべきだが、セリエAでプレーするために戻ってくることはないと思う」と返答。2014年~2017年までミランで10番を背負った本田だが、「多くの思い出がある。美しく、対照的なものが。特に、この3年半で乗り越えた困難についてね」と、イタリア時代を振り返った。

 最後に、今季からボローニャでプレーし、早くも欠かせぬ存在となっているDF冨安健洋に言及。「素晴らしいスタートだと思う。彼がイタリアで成功することを願っているよ」と、日本代表の後輩へエールを送った。

 イタリア復帰の可能性を否定した本田。様々な国でプレーしてきた33歳MFは、どこに新天地を求めるのだろうか。

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