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「リバプールはジェラードを放出したがっていた」オーウェン自伝が再び物議醸す

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マイケル・オーウェン自伝が再び物議

 リバプールのレジェンドであるスティーブン・ジェラードだが、クラブは彼を放出したがっていたのだろうか。元同僚マイケル・オーウェン氏が自身の自伝で明かしている。英『スカイ・スポーツ』が伝えた。

 リバプールの下部組織出身であり、1996年にトップチームデビューしたオーウェン。その11か月後にジェラードもトップチーム契約を結び、FAカップ制覇やUEFAカップ優勝を共に成し遂げている。

 オーウェンは2004年にレアル・マドリーへと去っていったが、ジェラードはチェルシー移籍の噂がありながらも、2015年までプレー。リバプールで通算504試合に出場し、2004-05シーズンにはチャンピオンズリーグ制覇の立役者となるなど、クラブ史上最高の選手の1人として記憶されている。2015年からはMLSのLAギャラクシーでプレーし、2016年に現役を引退。現在はレンジャースで指揮官を務めている。

 しかし、ジェラードはリバプールの選手として現役生活を終えたかったのかもしれない。オーウェン氏は自身の自伝『Reboot』の中で、クラブ側に放出されたと示唆している。

「スティーブンは、2015年に本当にアメリカへ行きたかったのか。僕は心底疑っている」

「彼が去る2年前、クラブ側が放出したがっていると聞いたことがある」

「彼はリバプールで引退したほうが良かったと思っている。コーチングスタッフに入ることができるまで、徐々に出場機会を減らしてね。彼の場合には、終盤にだけ起きたことだ。しかしその代わり、彼はシンボルになり、とても大きな力を手にしていたので、短期間で追い出されることになったと考えている。スティーブンはクラブよりも大きい存在だった」

 元イングランド代表FWアラン・シアラー氏との口論のキッカケを作るなど、物議を醸すオーウェンの自伝『Reboot』。今回のジェラードとリバプールに対する記述も、大きな話題を読んでいる。

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