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「周りを見たら誰もいなかった」…スペース見逃さなかったC大阪MF田中亜土夢が「えげつない」決勝弾!!

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セレッソ大阪MF田中亜土夢

[9.13 J1第26節 浦和 1-2 C大阪 埼玉]

 ボールを受けた瞬間、「2テンポくらいあった」と完全なフリーになった。危機を察知した“赤い壁”が迫ってくるが、寄せ切られる前に右足を振ったセレッソ大阪MF田中亜土夢のシュートは鮮やかにネットを揺らし、決勝点となるゴールが生まれた。

 1-1で迎えた後半26分に出番が巡ってきた。「前節もゴールを決めたくてドンドンシュートを打ったし、それを今日も出そうとした」と男は燃えていた。左サイドハーフの位置に入って積極的な姿勢を示すと、同39分に大仕事をやってのける。

 右サイドでボールを受けたDF松田陸がMF水沼宏太に預け、自ら中央に走り込むと、FW鈴木孝司とつないだボールが再び松田の足元へ。PA内にはゴール前へのラストパスを警戒した浦和の選手が帰陣。ここで冷静だったのが、田中だった。「陸が持ったときにクロスが入ると思って、ディフェンスもチームメイトも中に入ったので、ぽっかりと穴が開いた」とスペースを見逃さず。

 松田からパスを呼び込むと、「トラップした瞬間、周りを見たら誰もいなくて、『あっ、打てるな』と思った」と狙いを定める。シュートコースを塞ごうとした浦和の選手が一気に距離を詰めようとするが、時すでに遅し。右足から放たれたシュートは鮮やかな軌道を描いてゴールを陥れ、勝ち越しとなるゴールが生まれた。

 ゴールを演出した松田も「えげつないのを決めてくれた」と語り、田中自身も「完璧だった」と自画自賛するゴラッソ。残り時間19分で投入された男は、「決めればヒーローになると思っていたので、その通りになって良かった」と満面の笑みを浮かべた。

(取材・文 折戸岳彦)
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