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三好康児に追い風? ベルギー人スカウトが絶賛「彼の左足はたくさんのアシストを生み出すはず」

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FW三好康児に追い風か

 今夏アントワープに加入した日本代表FW三好康児は同クラブで「輝かしいキャリアに向かっているかもしれない」。ベルギー『Voetbalprimeur』がスカウトによるコメントを紹介した。

 アントワープは今夏の移籍市場でエバートンからフリーで獲得したFWケビン・ミララスを始め、ゲンクからFWベンソン・マヌエルやクラブ・ブルージュからMFリオル・レファエロフといったアタッカーたちを獲得。レンタルで川崎フロンターレから加わった三好は現地ではこれまでさほど注目されていなかったと言えるだろう。

 だがそんななか、『Voetbalprimeur』は「“ザ・グレイト・オールド“(クラブの愛称)で彼を輝かしいキャリアに向かっているかもしれない」と伝え、記事ではアントワープに拠点を構えるB-Scouting社のトム・ビレン氏のコメントを紹介。「彼のことを知ったのは3年前」と明かす同氏は、現在22歳のアタッカーについて次のように話している。

「ミヨシのその技術、ビジョン、創造性によりポジティブな印象を受けた。この日本人はものすごく機敏な選手で、サッカーインテリジェンスが高いため、相手選手より早く判断を下し、アクションを取ることを可能とする」

「彼の優れた左足はたくさんのアシストを生み出すだろう。私の考えだと彼はシャドーストライカーで一番良いパフォーマンスを出せるが、スピードも持っているため、ウィングも任せられる。フィジカルに関しては調整が必要だが、その点(ラースロー)ベレニのような監督がいるアントワープでは問題ないだろう」

 なお三好は先日クラブが非公開で行ったリールセ・ケンペンツォーネンとの練習試合では後半15分から出場し、新天地での実戦初ゴールを決めて3-0の勝利に貢献。インターナショナルブレイク前には「彼の練習している姿をまだほとんどチェックできていない」と明かし、起用を控えていたベレニ監督にアピールできたのだろうか。

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