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相手のミスを逃さず2発!大分、湘南に1点返されるも2か月ぶり白星

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先制点を決めたFW三平和司

[9.14 J1第26節 大分2-1湘南 大分陸]

 J1リーグは14日、第26節を行った。大分市営陸上競技場では8位大分トリニータと11位湘南ベルマーレが激突。前半のリードで逃げ切った大分が2-1で勝った。

 2試合連続スコアレスドローで6試合未勝利(4分2敗)の大分は、U-22日本代表DF岩田智輝とタイ代表MFティティパンが代表活動中に負傷。8月31日の松本戦(0-0)から3人を入れ替え、DF岡野洵とFW伊佐耕平、FW三平和司を起用した。対する3戦白星なし(2分1敗)の湘南は、1日の浦和戦(1-1)から3人を変更。MF古林将太とFW山田直輝、FW梅崎司が先発に名を連ねた。

 試合は前半終盤に動いた。前半42分、敵陣中央で相手のコントロールミスを見逃さなかった伊佐がPA右手前まで運んでペナルティーアーク内へパス。これを受けた三平が右に動かして右足を振り抜き、DF岡本拓也の股下を抜けてゴール左隅に吸い込まれ、大分が先制した。

 さらに大分は前半アディショナルタイム1分、自陣でMF齊藤未月のパスをカットした伊佐がドリブルで持ち上がり、右のFWオナイウ阿道にパスを送る。PA右からオナイウが放った右足シュートはGK秋元陽太に止められたが、こぼれ球を伊佐が頭で押し込み、2-0とリードを広げた。

 後半開始から両チームがメンバー変更。大分は伊佐を下げてMF嶋田慎太郎、湘南は齊藤に代えてMF菊地俊介をピッチに送り込んだ。後半は大分がボールの主導権を握り、ダメ押しの3点目を狙う。湘南は17分、右サイドの敵陣中央から岡本がクロスを入れ、古巣対決の梅崎が右足ボレーシュートを放つが、枠を外れた。

 一進一退の攻防の中、湘南がセットプレーの流れから1点を返す。後半37分、敵陣中央からPA中央へロングパスが入り、GK高木駿がファンブル。これを見逃さなかった途中出場のFW野田隆之介が冷静に右足シュートを突き刺し、1-2と1点差に詰め寄る。39分には、MF田中達也にGKと1対1の状況を作られたが、守護神・秋元のファインセーブでピンチを逃れた。

 しかし、大分がリードを守り抜き、2-1で勝利。7月13日の第19節・札幌戦(2-1)以来、7試合ぶりの白星を挙げた。一方、湘南は4試合未勝利(2分1敗)となっている。

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