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ミラン加入のレビッチ「チャンスを待っていた」同胞ボバンがミラン入りをアシスト

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ミランに期限付き移籍したクロアチア代表FWアンテ・レビッチ

 フランクフルトからミランへ2年間の期限付き移籍を果たしたクロアチア代表FWアンテ・レビッチが、ミランの公式メディアを通してセリエA再挑戦への意気込みを示している。

 今夏の移籍市場では、ルカ・ヨビッチ、セバスティアン・ハラーが去ったこともあり、フランクフルトでは攻撃の要として期待を集めていたレビッチ。だが8月途中から移籍のうわさが再燃すると、8月22日のUEFAヨーロッパリーグ、プレーオフのストラスブール戦では、敵地での第1戦で先発出場するも、無気力ともとれるプレーをピッチで見せたことから、前半のみで途中交代させられていた。

 結果的に今月2日、移籍市場閉幕直前になってアンドレ・シウバとのトレードでレビッチはミラン入り。本人は「ミランが僕に興味を示していると聞いて、それからチャンスをずっと待っていたんだ」とミランの公式動画で発言。ミラノ行きが悲願だったと明かした。

「僕が初めてセリエAに挑戦した時、当時はとても若かった。ドイツでのプレーを経て、ミラノでプレーする準備は整ったと感じている。きっとクラブにとって重要な役割を果たすことができると確信しているよ」

 なお、フランクフルトの幹部フレディ・ボビッチはこの移籍決定について「ミランの(ズボニミール)ボバンと(パオロ)マルディーニが重要な役割を担った。この移籍は、決定する3日前に具体化したんだ」と、8月下旬から急転直下で決まったとメディアの前で明かしている。

 1993年生まれ、現在25歳のレビッチはRNKスプリト育ちで、2013年にフィオレンティーナへ完全移籍。だがフィレンツェでは主力に定着できず、ライプツィヒ、ベローナ、フランクフルトへのレンタルを経験。2018年からは完全移籍でフランクフルトに残留する形となり、今季はドイツでの4季目に入るタイミングで、イタリアへと出戻りする形になった。

 レビッチはフィオレンティーナとベローナ時代、セリエAでは累計18試合2ゴールと本領を発揮できずにいた。果たして4シーズンぶりのセリエA、ミランという新天地でレビッチは結果を残せるのか、今季は真価が問われることになりそうだ。

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