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本拠地ドローを振り返るジダン監督「笑ってしまうようなこと」「相手を悪く言うのは好まないが…」

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試合を振り返ったジネディーヌ・ジダン監督

[10.1 欧州CLグループA第2節 R・マドリー2-2クラブ・ブルージュ]

 レアル・マドリーは1日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループA第2節でホームにクラブ・ブルージュを迎え、2-2で引き分けた。ジネディーヌ・ジダン監督は前半の2失点を「笑ってしまうようなこと」と振り返りつつ、同点に追いついたチームの戦いを称えている。クラブ公式サイトが伝えた。

 敵地で行われたグループリーグ開幕戦のパリSG戦を0-3で落とし、黒星スタートとなっていたレアル。今大会初勝利を目指して本拠地サンティアゴ・ベルナベウにクラブ・ブルージュを迎え撃ったが、前半10分にクロスをFWエマヌエル・ボナベントゥールに押し込まれると、同39分にはミス絡みで再びエマヌエルにゴールを許した。

 それでもハーフタイム明けから攻勢を強め、後半10分にFWカリム・ベンゼマのクロスからDFセルヒオ・ラモスがヘディングで1点を返す。相手が退場者を出した後の同40分には、MFトニ・クロースのクロスをMFカゼミーロが頭で押し込み、2-2のドローに持ち込んだ。

 ジダン監督は前半について「最初の2失点は笑ってしまうようなこと。それだけ。そういうのは起こり得ることで、実際前半にそれが起こった」とコメント。「実際のところ前半の戦いぶりは悪かった」と認め、「後半は違うものになった。取り組みの姿勢が別物で試合を変えた。彼ら自身が試合を変えたのだから選手たちのリアクションを評価する」と盛り返して手にした勝ち点1を前向きにとらえた。

 また、アウェーで善戦したクラブ・ブルージュに対し、「相手はこちらを苦しめるだけの可能性があった。前線の3選手はスピードがあるということは知っていたが、問題なのは1点取ると勢いが増すということ。相手はここでプレーするのが初めてで、角から角、前から後ろまで走り回っていた」と称賛の言葉を送っている。

 その一方で、レアルが前半にチャンスを仕留めていれば、クラブ・ブルージュに苦戦することはなかったと主張。「相手チームのことを悪く言うのは好まないが、もし我々が後半のようにプレッシャーをかけていたら、相手は存在しなかっただろう」と、違った展開になっていたと語った。

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