アーセナルのFWピエール・エメリク・オーバメヤンは、古巣ドルトムントのハンス・ヨアヒム・ヴェツケCEOの発言を受けて、「あなたはピエロだ」などと反論した。『スカイスポーツ』が伝えている。

　オーバメヤンはドルトムント時代、144試合に出場し98ゴールを決めたが、2018年1月、当時の移籍金としてはクラブ最高金額だった5600万ポンド(当時約86億円)でアーセナルに移籍した。当時はさまざまな規律上の問題でクラブと衝突していた。

　ドルトムントはオーバメヤン退団後もUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)に出場しているが、アーセナルは欧州CL出場権を3シーズン連続で逃している。ヴェツケCEOはオーバメヤンのアーセナル移籍を金のためだと非難し、「オーバメヤンは銀行口座を見たとき、心温まるだろう。しかし水曜日、テレビでチャンピオンズリーグを見ると彼は悲しむことになるだろう」と揶揄した。

　オーバメヤンは自身のツイッター(@Aubameyang7)で怒りをにじませ、ヴェツケCEOに反論している。

「あなたからすると、僕が本当はなぜドルトムントを離れたのか、喋らないほうがいいんじゃないかな。ミスター・ヴァツケ、あなたはピエロだ」

「『私たちはウスマン(・デンベレ)を売らない』とあなたが言ったときのことを思い出すよ。1億(ユーロ)以上という数字を見たとき、あなたは真っ先に売り払いにいったよね。頼むからお金のことは話さないでくれるかな!!! 僕のことは放っておいてくれ」

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