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「ハセベは際立っていた。そう言わざるを得ない」ブレーメン監督、長谷部のビルドアップに脱帽

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フランクフルトMF長谷部誠

 現地時間6日に行われたブンデスリーガ第7節でフランクフルトはブレーメンと対戦し、2-2で引き分けている。試合後、ブレーメンのフロリアン・コーフェルト監督はリベロを務める元日本代表MF長谷部誠に賛辞を送った。

 脳震とうから回復し、ブレーメン戦では日本代表MF鎌田大地とともにスタメンに名を連ねた長谷部。試合終了間際にはボックス内で相手選手を倒してPKを献上してしまい、これを決め切られて、試合は2-2のドローに終わっている。

 それでも敵将のコーフェルト監督は試合後の記者会見で、この日もキャプテンマークを巻いた長谷部に脱帽。「この2チームが対戦すると、退屈な試合となる心配はないだろう。正直、私はこのような試合を好んでいる。素晴らしい試合だったし、観客も楽しんだと思うのでね」と振り返ると、次のように続けた。

「前半の我々のプレーはまずまずだったと思う。フランクフルトのビルドアップに合わせるために早い時間帯にシステムを変えなければいけなくなった。そんな中、ハセベは際立っていたね。本当にそう言わざるを得ない。彼はどんな状況にも対応できる。だから我々は最初はなかなかプレーに入れなかったんだ」

 コーフェルト監督はまた、長谷部が起点となってチャンスを量産するフランクフルトへの対抗策として、「ヌリ(・シャヒン)を低い位置に置いて3バックに変えた」と発言。相手と似たシステムを采配することによって、「相手のクロスも少しばかりか減っただろう」と説明した。なお「後半は一方的な展開となった」と相手の優勢を認めるも、PKについては「明確なPKだったと思う」とも話している。

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