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「そろそろという気持ちがあった」川崎F守田英正、プロ2年目の待望初ゴール

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MF守田英正がプロ初ゴールをマークした

[10.9 ルヴァン杯準決勝第1戦 川崎F3-1鹿島 等々力]

 川崎フロンターレMF守田英正がプロ初ゴールを挙げた。昨季、流通経済大から川崎Fに加入。早い時期から定位置をつかんで連覇に貢献し、日本代表にも招集されるなど充実のルーキーイヤーを過ごしたが、ここまで無得点だった。プロ2年目に生まれた待望のゴールに「ホッとしています」と安堵の表情を見せた。

 チーム事情もあり、直近は右サイドバックの位置で出場が続いていたが、この日はボランチの一角で先発。久しぶりの持ち場とあって失点に絡むミスもあったが、「時間を重ねて感覚をつかんでいった」。立ち上がりに攻め込まれ、前半10分、アウェーゴールを献上。苦しい展開から、自らのゴールで試合を振り出しに戻した。

「僕のゴールを前半のうちに決められたことがチームを勢いづかせたかなと思う」。前半27分、右サイドのDF馬渡和彰がクロスを入れると、DF内田篤人がクリアしたボールに守田が反応。ペナルティーアーク内から落下点に入って左足を振り抜き、グラウンダーのシュートをゴール右隅に突き刺した。

 貴重な同点弾は記念すべきプロ初ゴールとなり、「『そろそろ決めないとな』という気持ちがここ最近はありました」と明かした守田。チームは終盤2点を加え、3-1で逆転勝利。2年ぶりのファイナル進出へ前進し、「逆転でホームで勝てたことは次につながる」と手応えをにじませた。

(取材・文 佐藤亜希子)
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