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“有言実行”のゴールも満足せず…主将DF吉田麻也「あと2、3点は取れた」

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満面の笑みをみせる吉田麻也

[10.10 W杯アジア2次予選 日本6-0モンゴル 埼玉]

 前日練習で「僕だけでなく、(チームとして)セットプレーで得点を重ねられるようにしたい」と語っていた日本代表のキャプテンが有言実行の得点となった。

 先制して迎えた前半29分、MF中島翔哉の左CKにMF遠藤航が頭で合わせ、GKが弾いたボールをDF酒井宏樹が右足でつなぐと、ゴール前のDF吉田麻也が頭で押し込み、追加点。吉田のゴールは、2017年3月28日のW杯アジア最終予選・タイ戦(○4-0)以来、約2年半ぶりとなる国際Aマッチ11得点目となった。

「立ち上がりに多くの得点をできたことがゲームを進めるうえで楽になった」と振り返った吉田は、「宏樹がそのまま決めてくれればよかったが、相手が来ていたので触るしかなかった。ラッキーでした」と得点シーンを振り返った。

 試合は6-0と完勝。FW大迫勇也不在の中、先発に名を連ねたFW永井謙佑、途中出場のFW鎌田大地も結果を残したが、キャプテンは満足していない。「あれだけセットプレーがあって、僕自身ももっと点を取れたし、チームとしてもあと2、3点は取れた」と課題を示し、「もっともっと競争は激しくなっていい。僕のポジションもそうだが、すべてのポジションで競争が生まれることが、チームを活性化するチャンスになる」と促した。

 それでもホーム初戦で完封勝利で飾り、2連勝。「相手とのレベルの差はあったが、しっかり勝ち点3を取れて次に進めることは良かった」とホッとした表情をみせると、15日の敵地タジキスタン戦にむけては「移動、環境の変化が2次予選を勝ち抜くカギになる。しっかり、チーム一丸となって頑張りたい」と意気込んだ。

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