ユベントスのジャンルイジ・ブッフォンが13日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が主催する「フェスティバル・デロ・スポルト・ディ・トレント」に出席し、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとのエピソードを明かした。『スカイスポーツ』が伝えている。

　今夏、1年ぶりにユベントスに復帰してC・ロナウドの同僚となったブッフォン。ユーベGKは、2017-18シーズン当時にレアル・マドリーに所属していたポルトガル人スターとの対戦を振り返った。C・ロナウドは2018年3月3日、アリアンツ・スタジアムで行われたUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝において、オーバーヘッドシュートを決めて会場を沸かせた。そのときゴールを守っていたブッフォンも、このプレーに驚き脱帽したことを明かしている。

「あのオーバーヘッドの後、僕はピッチで彼に尋ねたんだ。『君は一体、何歳なんだ?』ってね。彼は微笑みながら、『33歳だけど、悪くないだろう?』と答えていたよ。だが、『なんて奴なんだ』って思ったよ。倒せない相手なら仲間になるべきさ。僕がパリSGのオファーを受けたのも、フェノーメノ(怪物)がいるクラブだったからだよ。最高峰の選手と一緒にいなければ、カンピオーネ(王者)であることの意味を理解するのが難しくなるからね」

　さらにブッフォンはC・ロナウドを称えつつ、同僚のバロンドール受賞を願った。

「それから僕は彼のことを知ることができたが、クリスティアーノは本当にしっかりした青年だよ。それにもし彼がバロンドールを受賞することができれば、ユーベも何か重要なものを獲得したことを意味すると思う。彼が受賞できることを心から願っている」

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