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水戸が逆転で柏から勝ち点3を持ち帰る、FW清水慎太郎「ひっくり返せたことは大きな意味を持つ」

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今季6ゴール目を挙げたFW清水慎太郎

[10.14 J2第36節 柏2-3水戸 三協F柏]

 前半だけで2-2。堅守を誇る柏レイソル水戸ホーリーホックによる後半は、開始5分に水戸が決定機を迎えたがその後は膠着していた。

 決勝点が生まれたのは後半31分だった。水戸はゴールキックからボールをつなぐと、MF福満隆貴が左サイドのMF白井永地に預ける。白井はためをつくってオーバラップしてきたDF志知孝明へ。志知はファーサイドのFW清水慎太郎に送った。

「乾いているピッチより濡れているほうがやりやすい」。雨で濡れたピッチでワンバウンドしたクロスを右足でとらえると、叩きつけられたボールがゴールネットを揺らした。「とりあえず枠に打とうとしたんですけど、キレイに枠に入ってくれてよかったです」と、清水は5試合ぶりのゴールを喜んだ。

 堅守を誇っている水戸だが、前々節・新潟戦(●0-3)と前節・大宮戦(●2-3)で、2試合連続の3失点。柏戦の前はプレーオフ圏外の8位まで順位を落としていた。「これまで失点が少ないチームだったので、ガタってくることもありえる」中で迎えた、敵地での首位・柏戦。この大一番に勝利したことで、プレーオフ圏内の5位まで順位を上げた。

「先制点を入れられて、それをひっくり返せたことは大きな意味を持つと思いますし、昇格に向けて大事な試合で勝てたことでここからチームがよくなればいいと思います」。値千金の決勝弾を決めたストライカーは、「次の試合が大事になる」と、次節ホームでの町田戦を見据えていた。

(取材・文 奥山典幸)

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