beacon

リバプールの“連勝止めた”VAR判定にマッチ・オフィシャルが見解「接触はあったが…」

このエントリーをはてなブックマークに追加

FWディボック・オリギが倒された場面はファウルとは認められなかった

[10.20 プレミア第9節 マンチェスター・U 1-1 リバプール]

 20日にあったマンチェスター・ユナイテッド戦であったビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入による判定が、リバプールのファンの不満を買っている。

 場面は前半36分、自陣でFWディボック・オリギがボールを奪われると、カウンターから先制点を献上。オリギがボールを奪われた際にDFビクトル・リンデレフのファウルがあったのではないかとVARの介入があったが、得点は認められた。

 逆に前半43分にはFWサディオ・マネがマッチアップしたリンデレフをかわして左足シュート。ゴールネットを揺らしたが、マネがトラップした際にハンドがあったとして、VARにより得点が取り消された。

 『メトロ』によると、オリギがボールを奪われた場面についてマッチ・オフィシャルは『スカイ』に対し、「フィールドにいる審判は、あれをファウルとは見なさなかった。そしてVARでも、明らかにファウルを与えるべきと言えるだけのプレーではなかった」と説明。「VARは試合の再審査をするものではない。たしかに接触はあったが、VARを見ても、ゴールを否定するほどのプレーではなかった」と強調したという。

 ただリバプール側は納得がいなかい。ユルゲン・クロップ監督はこの判定に対し、「相手のゴールは、VARの持つ問題をすべて示している。実際はファウルだ。そして私たちのゴールは取り消された。ほとんどすべてが私たちにとって不利に働いた。それでも負けなかったことには満足したい」と怒りをあらわにした。

 また『ラプトリー』によると、ファンたちも「あのVARはただただおかしかった。みんなが見ていたように、あの選手は間違いなくふくらはぎを蹴っていた。俺らにとってフェアな判定じゃなかったよ」と不満をぶちまけている。

 リバプールは首位をキープしたものの、開幕からの連勝は8でストップしている。

●プレミアリーグ2019-20特集
●初月無料!!プレミアリーグはDAZNで独占配信中

TOP