リバプールは“鬼門”攻略ならず…終盤に追いついて低迷マンUとドローも連勝止まる

同点ゴールを挙げた
[10.20 プレミア第9節 マンチェスター・U 1-1 リバプール]
プレミアリーグは20日、第9節が行われた。オールド・トラッフォードではマンチェスター・ユナイテッドとリバプールが激突。ユナイテッドがFWマーカス・ラッシュフォードのゴールで先制したが、終盤に追いつかれて1-1で引き分けた。
8試合を終えて2勝3分3敗と低迷するユナイテッドは、代表戦で負傷したGKダビド・デ・ヘアが間に合ったものの、先発予定だったDFアクセル・トゥアンゼベがウォーミングアップ中に負傷。代わってDFマルコス・ロホが入った。さらにシステムを4-2-3-1ではなく、3-4-1-2を採用。最終ラインにはロホとDFハリー・マグワイア、DFビクトル・リンデレフが入った。
開幕8連勝中のリバプールは、開幕戦でふくらはぎを負傷したGKアリソンが先発で復帰。中盤はアンカーにファビーニョ、インサイドハーフにジョーダン・ヘンダーソンとジョルジニオ・ワイナルドゥムが入った。一方で、足首を負傷しているFWモハメド・サラーがベンチ外となり、FWディボック・オリギが起用された。
オールド・トラッフォードでの“ナショナルダービー”は、ユナイテッドが直近5試合無敗(3勝2分)。リバプールが最後にアウェーで勝ったのは、ユルゲン・クロップ監督就任前の2014年3月まで遡らなければならない。
勢いよく試合に入ったのはホームチームだった。前線からプレスをかけ、リバプールの持ち味である両サイドバックの攻撃を左WBアシュリー・ヤングと右WBアーロン・ワン・ビサカが抑制。今季あまり見られなかったエネルギッシュで、積極的なプレーを随所で披露した。
対するリバプールはボールの主導権を握り、チャンスと見るや、縦に素早い攻撃を実行。前半34分、自陣深くでボールを奪い、DFジョエル・マティブが右サイド前方へ大きく蹴り出す。これを受けたFWサディオ・マネが右サイドを駆け上がり、中央へ折り返したボールをFWロベルト・フィルミーノが右足で合わせる。決定機だったがコースは甘く、GKデ・ヘアにキャッチされた。
すると、ユナイテッドに先制点が生まれる。前半36分、自陣でオリギのボールロストからMFスコット・マクトミネイが縦に素早くつなぎ、MFダニエル・ジェームズが右サイドを駆け上がってGKとDFの間に絶妙なクロスを供給。これをゴール前に走り込んだFWマーカス・ラッシュフォードが右足で合わせ、先制のゴールネットを揺らした。このシーンでビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入があり、オリギに対してリンデレフのファウルがあったか確認されたが、得点は認められた。
リードを許したリバプールは前半43分、自陣右サイドからDFトレント・アレクサンダー・アーノルドが前線へロングパスを送り、FWサディオ・マネがマッチアップしたリンデレフをかわして左足シュート。ゴールネットを揺らしたが、マネがトラップした際にハンドがあったとして、VARにより得点が取り消された。
リバプールは後半、4-3-3から4-4-2に変更。右MFにヘンダーソン、左MFにマネを入れ、オリギとフィルミーノが2トップを組んだ。だが、なかなかチャンスを作れず、後半15分にオリギを下げてMFアレックス・オクスレイド・チェンバレンを左MFに入れ、マネは中央にポジションを変えた。
追加点が欲しいユナイテッドは後半23分、敵陣中央やや左でMFアンドレアス・ペレイラのパスを受けたラッシュフォードがドリブルで仕掛け、ペナルティーアーク左脇から右足を一閃。しかし、低い弾道のシュートは惜しくもゴール左に外れる。38分にはPA右角でパスを受けたMFフレッジが左足を振り抜くが、これも枠を捉えきれなかった。
後半39分、ユナイテッドは先制点のラッシュフォードに代えて、負傷明けのFWアントニー・マルシャルを投入。ところが直後にリバプールが同点に追いつく。40分、左サイドからDFアンドリュー・ロバートソンがグラウンダーのクロスを送り、ニアのフィルミーノがスルー。ゴール前を通過したボールを途中出場のMFアダム・ララーナが難なく右足で押し込み、1-1とした。
後半のアディショナルタイムは5分と告げられ、リバプールが押し込むも、1-1のままタイムアップ。リバプールは連勝が8でストップした。一方、オーレ・グンナー・スールシャール監督の解任論も報じられているユナイテッドは4試合未勝利(2分2敗)となっている。
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プレミアリーグは20日、第9節が行われた。オールド・トラッフォードではマンチェスター・ユナイテッドとリバプールが激突。ユナイテッドがFWマーカス・ラッシュフォードのゴールで先制したが、終盤に追いつかれて1-1で引き分けた。
8試合を終えて2勝3分3敗と低迷するユナイテッドは、代表戦で負傷したGKダビド・デ・ヘアが間に合ったものの、先発予定だったDFアクセル・トゥアンゼベがウォーミングアップ中に負傷。代わってDFマルコス・ロホが入った。さらにシステムを4-2-3-1ではなく、3-4-1-2を採用。最終ラインにはロホとDFハリー・マグワイア、DFビクトル・リンデレフが入った。
開幕8連勝中のリバプールは、開幕戦でふくらはぎを負傷したGKアリソンが先発で復帰。中盤はアンカーにファビーニョ、インサイドハーフにジョーダン・ヘンダーソンとジョルジニオ・ワイナルドゥムが入った。一方で、足首を負傷しているFWモハメド・サラーがベンチ外となり、FWディボック・オリギが起用された。
オールド・トラッフォードでの“ナショナルダービー”は、ユナイテッドが直近5試合無敗(3勝2分)。リバプールが最後にアウェーで勝ったのは、ユルゲン・クロップ監督就任前の2014年3月まで遡らなければならない。
勢いよく試合に入ったのはホームチームだった。前線からプレスをかけ、リバプールの持ち味である両サイドバックの攻撃を左WBアシュリー・ヤングと右WBアーロン・ワン・ビサカが抑制。今季あまり見られなかったエネルギッシュで、積極的なプレーを随所で披露した。
対するリバプールはボールの主導権を握り、チャンスと見るや、縦に素早い攻撃を実行。前半34分、自陣深くでボールを奪い、DFジョエル・マティブが右サイド前方へ大きく蹴り出す。これを受けたFWサディオ・マネが右サイドを駆け上がり、中央へ折り返したボールをFWロベルト・フィルミーノが右足で合わせる。決定機だったがコースは甘く、GKデ・ヘアにキャッチされた。
すると、ユナイテッドに先制点が生まれる。前半36分、自陣でオリギのボールロストからMFスコット・マクトミネイが縦に素早くつなぎ、MFダニエル・ジェームズが右サイドを駆け上がってGKとDFの間に絶妙なクロスを供給。これをゴール前に走り込んだFWマーカス・ラッシュフォードが右足で合わせ、先制のゴールネットを揺らした。このシーンでビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入があり、オリギに対してリンデレフのファウルがあったか確認されたが、得点は認められた。
リードを許したリバプールは前半43分、自陣右サイドからDFトレント・アレクサンダー・アーノルドが前線へロングパスを送り、FWサディオ・マネがマッチアップしたリンデレフをかわして左足シュート。ゴールネットを揺らしたが、マネがトラップした際にハンドがあったとして、VARにより得点が取り消された。
リバプールは後半、4-3-3から4-4-2に変更。右MFにヘンダーソン、左MFにマネを入れ、オリギとフィルミーノが2トップを組んだ。だが、なかなかチャンスを作れず、後半15分にオリギを下げてMFアレックス・オクスレイド・チェンバレンを左MFに入れ、マネは中央にポジションを変えた。
追加点が欲しいユナイテッドは後半23分、敵陣中央やや左でMFアンドレアス・ペレイラのパスを受けたラッシュフォードがドリブルで仕掛け、ペナルティーアーク左脇から右足を一閃。しかし、低い弾道のシュートは惜しくもゴール左に外れる。38分にはPA右角でパスを受けたMFフレッジが左足を振り抜くが、これも枠を捉えきれなかった。
後半39分、ユナイテッドは先制点のラッシュフォードに代えて、負傷明けのFWアントニー・マルシャルを投入。ところが直後にリバプールが同点に追いつく。40分、左サイドからDFアンドリュー・ロバートソンがグラウンダーのクロスを送り、ニアのフィルミーノがスルー。ゴール前を通過したボールを途中出場のMFアダム・ララーナが難なく右足で押し込み、1-1とした。
後半のアディショナルタイムは5分と告げられ、リバプールが押し込むも、1-1のままタイムアップ。リバプールは連勝が8でストップした。一方、オーレ・グンナー・スールシャール監督の解任論も報じられているユナイテッドは4試合未勝利(2分2敗)となっている。
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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
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