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レアルご意見番バルダーノ氏「ビニシウスの欠点は簡単に学べるものでもない」

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厳しい評価を受けたビニシウス・ジュニオール

 元アルゼンチン代表FWホルヘ・バルダーノ氏が、マジョルカ戦に敗れたレアル・マドリーに対して辛辣な意見を述べている。

 レアルの元選手、監督、ゼネラルディレクターであり、現在はスペインメディアで同クラブのご意見番を務めるバルダーノ氏。スペイン『オンダ・セロ』の番組に出演した同氏は、マジョルカに0-1で敗れたレアルについて、次のように論じている。

「前節のグラナダ戦を終えたときには、大きな期待を覚えたものだった。チームは安定したパフォーマンスを見せるための力を誇示したからだ。あの試合ではバルベルデが姿を現しただけでなく、モドリッチが再び姿を現した。あの日のチームにはプレーの構造があり、期待が持てたんだよ。しかしながら、マジョルカ戦のパフォーマンスはみすぼらしかった」

「ジダンはインターナショナルウィーク中にも自チームで練習に取り組んだ選手たちを信頼した。が、チームは機能していなかった。ヨビッチはベンゼマと連携が図れず、イスコは本来のレベルにはなかった。そしてビニシウスに欠けているものは、簡単に獲得できるものでも学べるものでもない。一朝一夕で獲得できるものではないんだ。加えてクルトワには失点の責任こそなかったが、シュートを放たれるとゴールになってしまうというように、運に恵まれていない。そうやって自信を失っている」

 バルダーノ氏の言葉の中でも重く響くのは、ビニシウス・ジュニオールについての見解だろう。ブラジル人FWはドリブルの勢いやキレこそあるものの、シュートやラストパスがあまりにお粗末であると、ファンの間では批判が生じつつある。まだ19歳と若いビニシウスは、最後の詰めでの精度をここからどこまで上げていけるのだろうか。

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