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ユーベを逆転勝利に導いた“背番号10”ディバラ「あのゴールが僕には必要だった」

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“背番号10”のFWパウロ・ディバラ

 ユベントスは22日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第3節でロコモティフ・モスクワと対戦し、2-1で勝利。先制点を奪われたが、FWパウロ・ディバラが2得点を決め、逆転勝利を飾った。

 昨夏のFWクリスティアーノ・ロナウド加入から少しずつ出場機会を減らしていた“背番号10”。だが今季からマウリツィオ・サッリ監督が就任しても、ディバラは噂されていたトッテナムやマンチェスター・ユナイテッドなどに移籍することなく、その10番を背負い続ける道を選んだ。

 直近の試合では2トップの一角としてプレーし、インテルとの“イタリアダービー”では1ゴールを挙げる活躍。少しずつ指揮官の信頼を得ると、欧州最高峰の舞台であるCLで結果を残してみせる。

 欧州CLに挑んだユベントスは前半30分、ロコモティフ・モスクワに失点を食らって前半を0-1で折り返した。すると、後半3分にMFサミ・ケディラに代えてFWゴンサロ・イグアインを投入。ディバラはトップ下へと移り、その真価を発揮する。後半32分、ディバラはMFフアン・クアドラードのパスを受けてPA手前から左足を一閃。さらにその2分後にはDFアレックス・サンドロのシュートを相手GKにはじかれたところに、PA内に詰めたディバラがゴールに流し込んだ。

 “背番号10”の2得点で試合はひっくり返り、そのまま終了。2-1でグループDの首位キープに成功した。

 クラブ公式サイトではディバラのコメントを掲載。「あのゴールが僕には必要だった」と内容を振り返る。「チームにとっても僕にとっても、いい試合だったと思う。苦しんだけど、こうした試合に勝つ経験を持っている」と手応えを掴んだようだ。大舞台で結果は残し、ディバラはさらなる成長を確信する。「まだやるべき事は多いけど、強い意欲があるしそれを見せることができると思う」とユベントスでの躍進を誓った。

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