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決勝弾ミュラー「ロッベンは当時言っていた」バイエルン格下に苦戦も16強

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決勝ゴールを挙げたFWトーマス・ミュラー

 バイエルンは現地時間29日、DFBポカール(ドイツ国内杯)2回戦でボーフム(2部)を2-1で下し、ラウンド16に駒を進めた。前半36分にオウンゴールで失点すると、無得点のまま時間が経過。格下相手に苦しんだが、終盤の2ゴールで試合をひっくり返した。

 後半38分、DFヨシュア・キミッヒの折り返しをMFセルジュ・ニャブリが右足ボレーで叩き込み、1-1。後半44分にFWトーマス・ミュラーが決勝ゴールを挙げ、辛くも逆転勝利をおさめた。

 試合後、ニコ・コバチ監督は「60~70分間は良いプレーができなかった。簡単なパスミスやボールロストが多すぎたし、試合をあまりコントロールできなかった」と反省しつつ、「ポカールで最終的に大事なのは、次のラウンドに進出することだ」と結果に満足した。

 後半12分にMFフィリペ・コウチーニョ、後半20分にミュラーを投入すると、交代策で流れを引き寄せた。殊勲の決勝ゴールを挙げたミュラーは試合後、現役を引退したアリエン・ロッベンの名前を出しつつ、次のように語った。

「僕たちは以前もここで行われたポカール戦で、2-1で辛勝したことがある。当時アリエン・ロッベンは『戦わなくてはならない』と言っていた。このようなノックアウトの舞台で決勝ゴールを決めるのは、いつだって素晴らしいよ」

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