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川崎F、脇坂&小林弾で勝ち点3ゲット…浦和はリーグ戦4戦未勝利でACL決勝へ

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完封勝利を収めた川崎フロンターレ

[11.5 J1第32節 浦和 0-2 川崎F 埼玉]

 J1は5日に第32節の1試合を開催し、埼玉スタジアム2002では浦和レッズ川崎フロンターレが対戦。前半35分にMF脇坂泰斗のゴールで先制した川崎Fが、後半33分にFW小林悠の得点で加点して2-0の完封勝利を収めた。現地時間9日にACL決勝第1戦でアルアインとアウェーで対戦する浦和は、試合後にサウジアラビアに向けて出発する。

 浦和がACL決勝に進出したために前倒しで開催される一戦。リーグ戦ここ3戦未勝利(1分2敗)の浦和は1日のJ1第30節鹿島戦(●0-1)から先発8人を入れ替えて、この試合に臨む。一方、ここ3戦無敗(2勝1分)の川崎Fは2日の第30節広島戦(○2-1)から先発6人を入れ替えている。[スタメン&布陣はコチラ]

 ともに相手守備を崩し切れずにスコアが動かずに試合が進む中、前半28分に立て続けに川崎Fがゴールを脅かす。しかし、脇坂がPA外から放った左足ミドルはGK西川周作に弾き出され、そのプレーで得たCKからDF谷口彰悟が合わせたヘディングシュートはクロスバーを叩いてしまった。だが同37分、浦和のクリアボールをMF守田英正がヘディングでつなぐと、ボールを受けた脇坂が鮮やかなターンでMF柴戸海を置き去りにし、弾道の低い右足ミドルでネットを揺らして川崎が先制に成功した。

 1-0と川崎Fがリードしたまま後半を迎えると、川崎FはDFマギーニョに代えてMF大島僚太を投入。後半4分には浦和がゴールに迫るが、PA内からマルティノスが放った左足シュートは惜しくもポストを叩く。同9分には川崎Fがカウンターを発動させ、MF家長昭博のラストパスを受けたFWレアンドロ・ダミアンが狙うも、シュートは西川の守備範囲に飛んでしまった。

 1点のビハインドを背負う浦和は後半13分にMF青木拓矢に代えてMF阿部勇樹、同30分にはMF岩武克弥に代えてMF関根貴大をピッチへと送り込む。しかし、再びスコアを動かしたのは川崎Fだった。同33分、右サイドから守田が送ったクロスを途中出場の小林がDF森脇良太のマークを外し、ヘディングシュートでネットに突き刺して川崎Fがリードを2点差に広げた。

 その後、川崎Fに追加点こそ生まれなかったものの、浦和の反撃を許さずに逃げ切って2-0の完封勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)
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