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常勝チーム復活への足がかりとなるか…柏MF大谷「また味わいたいと思うのが普通」

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2011年は昇格1年目でJ1を制した柏

[11.16 J2第41節 町田0-3柏 町田]

 FC町田ゼルビアのホームに乗り込んだ首位の柏レイソル。この試合で勝ち点3を積み上げることができれば、他チームの結果に関係なく優勝と昇格が決まる。

「立ち上がりで2点取れて、プレッシャーがかかる状況だったと思いますけど、リードがあることで落ち着いてプレーできていたと思います。その2点でリラックスして見ることができました」。この日はメンバー外となっていたMF大谷秀和だったが、出場停止中のDF染谷悠太らとともに、チーム2度目となるJ2優勝の歓喜の輪に加わった。

 昨シーズン、3度目のJ2降格という悔しさを味わった柏だが、3回とも1年でJ1昇格を果たしている。そのすべてを経験している唯一の選手である大谷は、「1年で戻れたことにホッとした気持ちのほうが大きい」と安堵した。

 J1(2011年)、天皇杯(2012年)、ナビスコ杯(2013年)の優勝という、かつてネルシーニョ監督とともに築いた柏の黄金時代を知る選手も少なくなってきている。「今日、初めてタイトルを獲った選手も多かったと思う。そこに関しては、J1も、J2も、関係ない。タイトルを獲って、ああやってみんなで喜ぶのを味わえば、また味わいたいと思うのが普通だと思う。そういうものが試合に向けて、勝利に向けて、厳しくなっていくのもあると思うので、選手の成長にとってもすごく大きなタイトルになる」。

 柏一筋、プロ17年目のバンディエラは、6年ぶりのJタイトルに大きな意義を感じていた。

(取材・文 奥山典幸)

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