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A代表初選出のオナイウをライバル視、FW鈴木武蔵「得点数も近いし負けたくない」

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A代表初ゴールを狙う日本代表FW鈴木武蔵(札幌)

 日本代表FW鈴木武蔵(札幌)は16日、W杯予選が行われたキルギスから大阪合宿に合流し、「新しい顔ぶれがあるし、違った競争がある」と闘志を燃やした。中でもライバル意識があるのは初招集のFWオナイウ阿道(大分)。「Jリーグの時も意識していたし、得点数も近いので負けたくないと思っていた」と切磋琢磨していく構えだ。

 今年3月にA代表初選出を果たした鈴木は今季、J1リーグ戦で12得点を記録。1トップ起用の選手の中では日本人最多タイとなっている。一方、オナイウは昇格組の大分で10得点。2016年のリオ五輪では鈴木が本大会メンバー、オナイウがバックアップだったが、そうしたライバル関係はいまも続いているようだ。

 W杯予選とキリンチャレンジ杯で異例の2チーム編成を採用した今回の森保ジャパンだが、フルメンバーで臨んだのはキルギスで行われたW杯予選。オナイウはキリンチャレンジ杯のみの参戦となるのに対し、鈴木はいずれの活動にも名を連ねており、現状では大きくリードしている形だ。

 鈴木は14日に行われたキルギス戦でも後半42分から出場した。得点につながるようなチャンスシーンは右からのクロスが大きく伸びてしまった一度に終わったものの、焦りはなかった様子。2-0でリードしていたこともあり、「得点よりチームのこと」を考えていたという。

「ああいう時間だとチームを助けることが最優先。それをしっかりやることで、また次に出場時間を与えてもらえるように頑張らないといけないと思ってやっていた」(鈴木)。これまで森保一監督は攻撃陣に守備への意識を、守備陣に攻撃への意識を持つことを説いており、そうしたプレーが代表定着への足がかりとなる。

 それでも先発出場の機会があれば、チームプレーと得点の両立が求められるのも現実だ。この日はキルギスからインド経由で帰国し、首都圏経由で大阪入りした長距離移動の疲れはあるが「日本に来たのは良かった。ここからあっちだとメンタルいかれるけど、こっちは大丈夫」と軽快。札幌で羽ばたくFWのA代表初ゴールに期待が集まる。

(取材・文 竹内達也)
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