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埼スタでのリベンジに燃える尚志GK鈴木、強風の中で安定したプレー見せ、ビッグセーブも

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尚志高GK鈴木康洋は強風の中で安定したプレー

[11.17 選手権福島県予選決勝 尚志高 1-0 聖光学院高 西部サッカー場]
 
 この日は強風の中での難しいゲーム。風でボールが押し戻されて対応のミスをしてしまう選手もいた。その中で尚志高GK鈴木康洋(3年)は、頼もしいプレー。元々ハイボールを得意とするGKはキャッチすべきところ、セーフティーに処理すべきところの判断良く、こぼれ球への反応も非常に速かった。そして、前半終了間際には相手FWとの1対1でビッグセーブ。仲村浩二監督も鈴木中心にバタつかずに守ったチームを評価していた。

 前日は試合終了間際に失点。その悔しさをぶつける80分間、1-0での勝利だった。鈴木は「今大会絶対に無失点で終わろうと思っていて、昨日失点してしまって悔しかったので、今日は絶対に無失点で勝とうと思っていました。クロスボールとかハイボールとか風があって難しいかなと思ったんですけれども、自分なりに出れたし、良い対応ができたと思うので良かった」と微笑んだ。

 埼玉スタジアム2○○2でリベンジを誓う一人だ。鈴木は前回大会、“PK戦要員”として大会に臨み、神村学園高との1回戦は後半終了間際から出場。PK戦で1本を止めて勝利に貢献した。だが、再びPK戦となった準決勝・青森山田高戦では相手GK飯田雅浩が止めた一方で、鈴木は止めることができず。埼玉で涙をのんだ。

 だからこそ、「準決勝で悔しい思いをしたので、もう一回埼スタに立って、今度は全部、(先発として)最初から立ってチームを勝たせれるようにしたいですね。(目標は) 全国制覇です。PKになっても絶対に勝ちます」という思いがある。福島県予選はその目標へ向けた第一関門。決勝は自らの活躍で全国への道を切り開いた。

 普段の練習では鹿島内定FW染野唯月(3年)やインターハイ得点王のFW山内大空主将(3年)、プレミアリーグでも強敵のシュートを受ける中で磨かれてきたシュートセーブが特長。チームを勝たせるセーブのできる守護神は安定感も徐々に高まってきており、全国での活躍が期待される。全国でチームを初の頂点へ導き、「高校選抜入ります」という個人の目標も達成する。

(取材・文 吉田太郎)
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