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今節での降格回避!土壇場PK弾の磐田MF荒木「ここで終わらないようにしようと…」

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後半アディショナルタイムにPKを決めたMF荒木大吾

[11.23 J1第32節 札幌1-2磐田 札幌ド]

 負ければJ2降格が決まる中、ジュビロ磐田が意地を見せ、今節での降格は回避した。

 今節を含めて、あと3試合でJ1リーグは16位湘南が勝ち点31、17位松本が勝ち点30、最下位の磐田は勝ち点25だった。磐田は今節での敗戦はもちろん、勝っても他会場の結果次第で17位以下が決まるという厳しい状況となっていた。

 そんな中、アウェーの北海道コンサドーレ札幌戦で前半26分にMFアダイウトンが先制点を奪取。その後、追加点が奪えず、1点リードのまま試合終盤を迎えたが、後半43分にCKから同点を許してしまう。それでも途中出場のMF荒木大吾が後半アディショナルタイムにPKを獲得。これを荒木自ら沈め、2-1で競り勝った。

 他会場の湘南はFC東京とドロー、松本は横浜FMに敗れたため、磐田は降格を回避。試合後のヒーローインタビューで荒木は「勝って良かった」と話すと、「天皇杯の(清水との)ダービーで俺が外して負けているので、俺が取ったら絶対に蹴ろうと決めていた。相手に当たろうが入って良かった」と安堵した。

「こんな遠くまで、こんな状況でも見に来てくれるサポーターがいることは大きな力になる。その点では(PKを)蹴ることに自信があった」

 試合前に「ここで終わらないようにしようと、(大井)健太郎くんをはじめ、みんなで思っていた」という磐田は、残留に望みをつないだ形だ。「チーム一丸で戦えて、この結果をつかめたのは大きい。残り2試合は勝つしかない。今日のように厳しい試合になると思うが、そこは一丸となって戦うので、サポーターにはついてきてほしい」と引き続き応援をお願いした。

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