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FC東京、約3か月ぶり味スタ帰還も首位陥落…16位湘南と痛恨ドロー

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FC東京が土壇場でドローに持ち込んだ

[11.23 J1第32節 FC東京1-1湘南 味スタ]

 J1リーグは23日、第32節を行い、FC東京湘南ベルマーレと1-1で引き分けた。アウェー8連戦を終えたFC東京は約3か月ぶりのホーム・味の素スタジアム帰還となったが、痛恨ドローで首位から陥落した。

 首位に返り咲いたFC東京は9日の磐田戦(1-0)から3人を入れ替え、負傷明けのDF小川諒也が7月20日の清水戦以来、約4か月ぶりに先発入り。前節負傷交代したDF渡辺剛に代えてDF岡崎慎を起用し、右サイドハーフにはMF大森晃太郎が入った。対する湘南はC大阪戦(0-1)から2人を変更し、FW山崎凌吾、DF山根視来がスタメンに戻った。[スタメン&布陣はコチラ]

 立ち上がりにFC東京はボール奪取からのカウンター、縦の連携で右サイドを崩す。前半12分にはDF室屋成がFWディエゴ・オリヴェイラに預けると、大外を追い越す動してリターンを受け、ゴールライン際からふわりと浮かせたクロス。ファーサイドでフリーになったMF東慶悟がヘッドで合わせたが、惜しくも決め切れなかった。

 湘南も徐々に流れをつかみ、前半21分にMF古林将太のパスを受けたFW松田天馬が左足ミドルで狙ったが、ゴール上へ。前半32分にはFW山崎凌吾のポストプレーからFW山田直輝がトラップして前を向き、決定的な左足シュート。絶好のチャンスだったが、これは惜しくも左ポストを直撃。それでもこの時間帯に湘南が首位チームから先制点を奪った。

 高い位置からプレスをかける湘南は前半36分、山田がMF橋本拳人からボールを奪取。山崎とのワンツーで持ち上がった山田が右サイドに展開すると、抜け出した松田がワンタッチから冷静にシュート。カバーに入ったDF森重真人がクリアを試みたボールはゴールマウスに吸い込まれ、1-0で前半を折り返した。

 後半3分、FC東京はFWディエゴ・オリヴェイラのパスを受けた大森がスルーパス。抜け出したFW永井謙佑が角度のない位置からシュートを打ったが、GK富居大樹が阻んだ。湘南も直後のカウンターからMF鈴木冬一がシュートを狙い、FC東京の攻撃に対して5-4-1のブロックを敷いて対応する。

 両ベンチが動き、後半16分にFC東京は大森に代えてMF三田啓貴、湘南はMF齊藤未月を下げてMF梅崎司を投入した。梅崎は左シャドーに入り、山田は右へ。松田がボランチに下がった。後半22分には山根を下げてDF大野和成を投入。FC東京も後半23分、永井に代えてFW田川亨介を投入し、中盤をダイヤモンド型に変えた。

 湘南の守備に跳ね返され、苦しい時間帯が続いたFC東京だったが、終了間際にゴールをこじ開けた。後半アディショナルタイム4分、こぼれ球に反応した森重が技ありミドルを沈め、土壇場で1-1に追いついた。16位湘南は連敗を「6」で止めたが惜しくも勝利を逃し、10試合未勝利となった。

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