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M・ゴメスの神戸行き報道に地元メディアは疑問…来夏契約満了時の「現役引退を決心したはず」

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神戸行きを報じられたFWマリオ・ゴメス

 ブンデスリーガ2部シュツットガルトに所属する元ドイツ代表FWマリオ・ゴメスは、ヴィッセル神戸に移籍する可能性はあるのだろうか。地元メディア『シュツットガルター・ナハリヒテン』によると、同選手は新クラブを求めていないという。

 現在34歳のM・ゴメスは2018年1月に、ユース時代を過ごし、2005年から4年間トップチームでプレーして2007年にはリーグタイトルを経験したシュツットガルトに復帰。ブンデスリーガ2部に降格し、夏にティム・ワルターを新監督に迎えた今季は公式戦9試合(1ゴール)に出場しているが、スタメン出場は4試合にとどまっている。

 その状況を受けてか、フランスメディア『フットメルカート』は先日、元スペイン代表FWダビド・ビジャが現役引退を表明し、その後釜を探す神戸がすでにM・ゴメスと接触していると報道。また、『シュツットガルター・ナハリヒテン』では、神戸のほか、中国やトルコ、UAEのクラブからも興味が伝えられているとされている。

 しかしながら同メディアいわく、M・ゴメスは「いかに待遇が良いオファーでも、すべてを断っている。これに関しては今後も(彼の考えが)変わることはないだろう」とのこと。選手の周囲からの情報として、M・ゴメスは「さらに何百万(ユーロ)と稼ぐために、もう一度新しい冒険に挑むことを考えていない」とも伝えている。

 同メディアはまた、M・ゴメスはシュツットガルトに復帰した際、「現行契約が満了となる2020年夏には現役引退することを決心したはず」とも指摘。そして、それまではクラブが1部に復帰するために全力を尽くす覚悟を決めたという。

 一方で、M・ゴメスはシュツットガルトでは出場機会が減っているのが現状。バイエルンやフィオレンティーナ、ベシクタシュでもプレーし、ドイツ代表では78キャップを記録した同選手は、このまま愛する故郷クラブでキャリアを締めくくるのか、それとももう一度、新たな挑戦に挑むのか。その決断に注目が集まるところだ。

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