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「対戦相手のレベルを完璧にコピーする」安定しないマンUへ英記者が見解

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最下位ワトフォードに完封負けを喫したマンチェスター・ユナイテッド

 マンチェスター・ユナイテッドオーレ・グンナー・スールシャール監督に対し、英記者が自身の見解を述べた。

 22日に行われたプレミアリーグ第18節で、ワトフォードと対戦したマンチェスター・U。2度の指揮官交代など混乱に陥る最下位との対戦だったが、後半開始早々にGKダビド・デ・ヘアのキャッチミスから失点。さらに54分にもPKを与えて2点目を献上。0-2で敗れている。

 プレミアリーグでは6試合で3勝3分、トッテナムやマンチェスター・シティ相手にも勝利を奪うなど、一時の不振を脱したかに思えたマンチェスター・U。しかし最下位チーム相手に不覚を取るなど、安定した成績を残せていない。

『The Athletic』のジャック・ピット=ブルック記者は自身のSNSで、現在のチーム状況を以下のように分析した。

「マンチェスター・Uは、対戦相手のレベルを完璧にコピーする。スパーズ相手には良かったし、シティ相手には素晴らしかった。が、それよりもレベルの低い相手には、常に悪い。カメレオンのようなチームだ」

 そして、スールシャール監督は2015~2017年にウェストハムで指揮を執ったスラベン・ビリッチ氏に非常によく似ていると指摘している。

「ビリッチとスールシャールはいい比較対象だ。ビッグゲームへ向けて選手のモチベーションを上げることができるし、漠然としたアタッキング・フットボールのアイディアを持っている。だが、それはトップクラスの監督ではない」

 今季マンチェスター・Uは、チェルシー、トッテナム、マンチェスター・Cに勝利し、リバプールやアーセナルとは引き分け。その一方で、クリスタル・パレスやニューカッスルなど、タイトル常連とは言えないクラブ相手にすでに5敗を喫している。ピット=ブルック記者が指摘するように、試合によってパフォーマンスに差があるのかもしれない。

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