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C大阪内定DF田平起也擁する神戸弘陵は31日初陣…西川潤とはLINEでやり取り

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 セレッソ大阪内定DFが、いよいよ高校年代最後のピッチに立つ。初戦の秋田商高戦(ニッパツ)を前日に控えた神戸弘陵のDF田平起也は「優勝を目指して頑張りたい」と気合十分に話した。

 全国選手権出場を決めた後、田平は11月に福島県内で行われたU-18日本代表候補のトレーニングキャンプに参加。そこで力を発揮できたことでさらに自信を深めている。「代表でも力を出せたので、それを全国のピッチでも見せられればいいなと思います」。

 卒業後に一緒にC大阪に入団する世代最注目選手のFW西川潤(桐光学園)は、県予選決勝で敗れたために最後の晴れ舞台に出場することができない。田平も以前から全国での対戦を熱望していたが、その夢は叶わなかった。

 最近も無料通信アプリ『LINE』を通じてメッセージのやり取りをしているという。ただし「出来たら来てね」と初戦の観戦を誘うも、「悔しいから辞めとく」と返ってきたと苦笑い。しかし気持ちだけはしっかりと受け止めたつもり。“共闘”の想いを持って戦う。

(取材・文 児玉幸洋)
●【特設】高校選手権2019

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