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クラブ創設25年目で初タイトル…神戸フィンク監督「歴史的な瞬間を一生忘れない」

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神戸のトルステン・フィンク監督

[1.1 天皇杯決勝 神戸2-0鹿島 国立]

 今季途中からチームを指揮し、ヴィッセル神戸に初タイトルをもたらしたトルステン・フィンク監督は試合後の記者会見で「このクラブは25年目になるが、初タイトルを取れたことを誇りに思っている。神戸の街にとってもいいことだと思う。新国立競技場での初の公式戦。歴史的な瞬間を私は一生忘れないと思う」と喜びを表現した。

「前半がすごく良かった。我々の思うようなプレーの形もできたし、いい時間で点を取れたのが大きかった」。前半18分にオウンゴールで先制すると、同38分にFW藤本憲明が追加点。3トップの中央で抜擢した藤本は2得点に絡む活躍を見せた。

 その起用の意図について「藤本は相手の裏のスペースを狙える。特に彼は鹿島相手に何度も点を取っているので、今日も期待できると思った」と説明。大分に所属していた今季J1開幕戦で鹿島から2ゴールを奪い、今夏の神戸移籍後も第33節の鹿島戦で1ゴールを決めていた“鹿島キラー”の活躍に目を細めた。

(取材・文 西山紘平)

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