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新加入A・ヤングがデビュー戦アシストも…インテルは3戦連続で追いつかれてドロー

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FWロメル・ルカクは不発に終わった

[1.26 セリエA第21節 インテル1-1カリアリ]

 セリエAは26日に第21節を行った。インテルはホームでカリアリと対戦し、1ー1でドロー。17日に加入したMFアシュリー・ヤングが今節にデビューを果たし、先制点をアシストした。

 リーグ戦2試合連続で引き分けに終わり、首位ユベントスと勝ち点4差になっている2位インテル。今節はFWロメル・ルカクやFWラウタロ・マルティネスらお馴染みの前線に加え、右WBにA・ヤングを起用。今季序盤の好調から一気に大不調に陥ってるカリアリを本拠地に迎えた。

 インテルは前半17分にDFミラン・シュクリニアルが体調不良で交代となり、DFディエゴ・ゴディンを投入。しかし嫌な雰囲気が流れるかと思いきや、冷静に同29分に先制する。

 MFボルハ・バレロが右サイドにロングパスを送り、足下に収めたA・ヤングはマークについた2選手の隙を突いてPA内にクロスを放つ。ボールは放物線を描きながらゴール前に飛ぶと、ラウタロがドンピシャのヘディングシュートで合わせ、今季リーグ戦11得点目となるゴールを挙げた。A・ヤングのデビュー戦アシストで先制したインテルだが追加点は奪えず、前半を1-0で折り返す。

 直近2試合のドローはともに先制から追いつかれたインテル。早く追加点を決めたいが、逆にカリアリの反撃を受け始め、後半33分には遂にゴールを許してしまう。

 カリアリは左サイドでボールを奪ったFWジョアン・ペドロがPA手前にパス。MFルーカス・カストロのスルーからMFラジャ・ナインゴランが右足シュートを放ち、DFアレッサンドロ・バストーニに当たったボールはGKサミール・ハンダノビッチの逆を突いてゴール左隅に吸い込まれた。

 またしても追いつかれたインテルは猛攻に出る。後半36分、ルカクが強引なドリブルからPA左へ進みながら左足シュート。グラウンダーの軌道は惜しくもゴール右外へと逸れていった。

 インテルは後半37分にMFステファーノ・センシに代えてFWアレクシス・サンチェスを、同40分にはMFクリスティアーノ・ビラーギに代えてMFフェデリコ・ディマルコを投入する。しかし2点目を決められず。終了間際にはラウタロが主審への激昂で一発レッドとなり、そのまま試合終了。インテルは3試合連続で追いつかれる形でのドローとなった。

 29日にはコッパ・イタリア準々決勝でフィオレンティーナと、2月2日にはセリエA第22節でウディネーゼと対戦する。

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