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不満爆発ムバッペが監督“無視”…トゥヘル「悲しい」

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トーマス・トゥヘル監督を振り切ろうとするパリSGのFWキリアン・ムバッペ

 交代を命じられたパリSGのFWキリアン・ムバッペは、指揮官のトーマス・トゥヘルを何度も振り切ろうとした。

 1日に行われたリーグ1第22節でモンペリエをホームに迎えたパリSG。前半8分に先制すると、同18分にモンペリエに退場者が出て数的優位に立ち、前半だけで3点のリードに成功。後半12分にはネイマールのパスから抜け出したムバッペがネットを揺らし、同20分にはDFライビン・クルザワが加点してスコアは5-0となった。

 すると後半23分にパリSGベンチが動き、ムバッペに代えてFWマウロ・イカルディを投入しようとする。ここでムバッペが不満をあらわにした。ベンチに戻ろうとするムバッペにトゥヘル監督が歩み寄り、言葉をかけようとするが無視して何度も振り切ろうとする。

 根気強く言葉をかける指揮官に対し、ようやく足を止めたムバッペ。2人は周囲に何を話しているか分からないように口元を隠して会話をし、その後、ムバッペはベンチへと戻って行った。

『フランス・フットボール』によると、記者会見でトゥヘル監督は「良いイメージではない。私は怒ってはいないが、必要ないことなので悲しい。私は彼にどうして交代するかを説明した。チーム全員をリスペクトしなければならないんだ」と話している。

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