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大迫勇也、復活の裏には寿司!?監督が復調につながった“秘策”語る

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ドルトムント戦で活躍したFW大迫勇也

 ブレーメンの日本代表FW大迫勇也ドルトムントとのDFBポカール3回戦で今年初めてのスタメン出場を果たし、決勝点をアシストするなど3-2の勝利に大きく貢献。フロリアン・コーフェルト監督はドイツ紙『ビルト』でその復調の様子について明かしている。

 昨秋にハムストリングスの負傷で約6週間の戦列離脱を余儀なくされ、復帰後は低調の時期が続き、周囲からの批判に晒されることもあった大迫。冬季中断期後のリーグ戦では3試合連続ベンチスタート、1日に行われた第20節アウクスブルク戦では今季初めてのメンバー入りしながらも出番が与えられず。だが、ドルトムントとのビッグゲームでスタメンに名を連ねると、右インサイドハーフで積極的な守りを見せつつ、後半25分にはMFミロト・ラシカのチーム3点目を見事に演出し、同44分の交代まで好調なプレーを見せていた。

 そんな大迫のパフォーマンスについて『ビルト』も「説得力があった!」と絶賛。そして、「数か月間、不調から抜け出せていなかった」同選手を復調に導いたのは、とある日本料理が試合前夜のチームの夕食メニューに取り入れられたからではないかと推測した。ドルトムント戦後にコーフェルト監督が次のように明かしたと伝えている。

「ユウヤに試合前に初めて寿司を食べさせた。月曜の夜、我々のチームマネジャーのダスティン・ハロシャンに確認しながら、ディナーのメニューを変え、通常の前菜に加えて初めて寿司も出されるようにした。こうしたのはユウヤにピッチでより居心地良くなってもらうためだ」

 さらに、コーフェルト監督は次のようにも続けた。

「ユウヤと一緒にたくさんの映像を見て、たくさん話したと(表向きに)語ることができるが、実際にはそういったことはしていない。いつもどおり試合前にハグしたけど、今回は『ボールを失ったらとにかくすぐに立ち上がってくれ』と話したんだ。ここ数週間、彼のボディーランゲージがあまり良い印象を与えていなかった。あと『自分を信じるんだ』とも話したが、それはこの数週間もしてきていることだ」

 なお同監督は「私も寿司が好きだよ。これからもキープしたいね」とも。今後はブレーメンのチームホテルでは寿司が定番メニューに含まれることになりそうだ。

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