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「何も変わっていない」渦中のマンC、デ・ブルイネが選手たちの反応語る

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1ゴール1アシストのケビン・デ・ブライネ

 マンチェスター・シティに所属するベルギー代表MFケビン・デ・ブライネが、欧州サッカー連盟(UEFA)から下されたファイナンシャル・フェアプレー違反による処分の報道について、選手たちの反応を明かした。英『ミラー』が伝えている。

 2012~16年にかけてスポンサー収入を水増ししていたことが判明したシティ。UEFAはファイナンシャル・フェアプレー規則に抵触したとして、来季から2シーズンにわたるUEFA主催大会への出場禁止と、罰金3000万ユーロ(約36億円)の処分を科した。シティはこの裁定を不服とし、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴することを表明している。

 複数の英メディアは、プレミアリーグも財務規定違反で調査を行っていると報道。違反が確定すれば、勝ち点剥奪の処分が科される可能性が高く、最悪の場合は4部への降格処分の可能性もあるという。これにより、ジョゼップ・グアルディオラ監督や主力選手の流出などが懸念されている。

 ウインターブレイク明けのシティは19日にプレミアリーグ第26節でウエスト・ハムを本拠地エティハド・スタジアムに迎え、デ・ブルイネの1ゴール1アシストの活躍により2-0で完封勝利。次節、3位レスター・シティとの上位対決に弾みをつけた。

 試合終了後、デ・ブルイネは「僕たちがウインターブレイク中にあの声明が発表された」と今回の騒動について言及。「僕たちは戻ってきて、いつも通りトレーニングをした。結局のところ、何も変わっていない。僕たちは試合に臨み、今日は良いパフォーマンスを出せた」と語り、選手たちは試合に集中しているという。

「まだ2つのカップ戦(FA杯とカラバオ杯)とチャンピオンズリーグが残っており、多くの試合をこなさなければならない。だから、できる限り早く自分たちのリズムを見つけ出し、シーズンの終了後にはいくつものタイトルを獲得したい」

 デ・ブルイネの言う通り、処分は発表されたものの、クラブはCASに提訴しており、完全に処分が確定したわけではない。まずはサッカー選手として、クラブや応援してくれるファンのために、目の前の試合に全力で臨むつもりだ。

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