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「台無しにされた。フットボールに集中したい」バイエルン指揮官が一部サポーターの愚行に言及

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バイエルンハンジ・フリック監督

 バイエルンハンジ・フリック監督が、一部のサポーターグループの行いについてコメントしている。

 バイエルンは2月29日、ブンデスリーガ第24節でホッフェンハイムと対戦。負傷でロベルト・レバンドフスキを欠く試合となったが、コウチーニョの2ゴールなどで6-0と完勝を収めた。しかし、この試合に関して注目を集めたのはバイエルンのパフォーマンスではない。

 敵地に乗り込んだ一部の過激なバイエルンサポーターが、ホッフェンハイムの実質的なオーナーであるディートマー・ホップ氏に対し、侮辱的なメッセージのバナーを掲出。気づいた主審が試合を中断し、再開後にも試合終盤13分ほど、敵味方関係ないパス交換が行われる異様な光景が広がった。

 首脳陣や指揮官などが怒りを示していたが、2日の記者会見でフリック監督は改めて言及した。

「ホッフェンハイム戦でのチームのパフォーマンスは一部のファンによって台無しにされた。許せないよ。今はただフットボールに集中したい。明日はあのようなことが起こらないことを望む。フットボールをプレーしたいし、最後にはいいチームが勝つべきだ」

 続けて、「またスポーツに集中したい」と話しつつ、問題についてはともに話し合う必要があるともした指揮官。今後もこの問題は尾を引くことになりそうだ。

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