レアル・マドリーのブラジル代表FWビニシウス・ジュニオールが、今夏にもスペイン国籍を取得する見通しのようだ。スペイン『アス』が報じた。

　記事では、ビニシウスについて「ブラジルのティーンエイジャーはスペイン移住から2年が経過し、本国のパスポートを取得する見通し」と伝えられた。

「2018年7月からマドリッドに籍を置いているブラジル人は、今夏にも市民権を獲得する資格を得る。2020年下半期、もしくは2021年初頭に、帰化に必要な筆記試験を受けることになるだろう。その内容は“フランシスコ・デ・ゴヤはスペインにおいて、どういう業種で著名になったか?1画家、2音楽家、3作家”といった選択肢問題や正誤問題となっている」

「この試験は45分ほどで終了し、60点以上を獲得すれば、ビニシウスはEU外枠を圧迫するプレーヤーではなくなる」

　また、記事では「ビニシウス、エデル・ミリトン、ロドリゴの3人が、レアル・マドリーにおいて非EUの選手として登録3枠を埋めている。ビニシウスがこの枠から外れた場合、レアル・マドリーは来季、ヘイニエルや貸出中の久保建英について、クラブのスカッドメンバーとしてアイデアに加えることができる」と続け、ビニシウスがスペイン国籍を取得できれば、その恩恵が久保にも及ぶ可能性が高いと伝えた。

　1日に行われたリーガ・エスパニョーラ第26節のレアル・マドリーvsバルセロナで、71分に先制ゴールをマークし、2-0の勝利に貢献したビニシウス。同選手のスペイン国籍取得については、久保の去就に少なからず影響を及ぼすことになりそうだ。

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