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DF吉田麻也がセリエAデビュー! サンプドリアは昨季得点王の2得点で逆転勝利

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DF吉田麻也がセリエAデビュー

[3.8 セリエA第26節 サンプドリア2-1ベローナ]

 セリエAは8日に第26節を行った。DF吉田麻也が所属するサンプドリアはホームでベローナと対戦し、2-1で勝利。今冬に加入した吉田は4バックの一角としてフル出場し、セリエAデビューを飾った。

 新型コロナウイルス流行で混乱に陥っているセリエAは第26節開催も無観客試合に。吉田は混乱の中で待望の先発入りを果たし、セリエAデビューとなった。サンプドリアは4-4-2の布陣。吉田はDFロレンツォ・トネッリとともにセンターバックとして最終ラインに配置された。

 無観客の静けさの中、試合は前半32分に動く。ベローナはMFダルコ・ラゾビッチが左サイドからクロスを上げると、ファーサイドのMFマッティア・ザッカーニが右足で合わせる。ボールはGKエミル・アウデロに当たってそのままゴールに吸い込まれ、ベローナが先制に成功した。

 サンプドリアは0-1で前半を折り返すと後半3分、中盤からのFKを得る。PA内へのボールはファーサイドの吉田の前方に落ちるが、惜しくもGKにキャッチされた。吉田は守備時には高さを生かす。相手のロングボールを最終ラインからはね返し、同11分の相手CKもヘディングでクリアした。

 サンプドリアは後半22分、左CKの流れから吉田がPA手前でボールを収め、反転しながら左足ボレー。枠外へと外れるも、積極的にゴールを狙った。同32分には待望の同点弾。DFファビオ・デパオリが中盤右からPA中央に鋭いパスを送り、FWファビオ・クアリャレッラが右足ダイレクトでゴールに流し込んだ。

 さらにサンプドリアはMFアルビン・エクダルが敵陣内でファウルを受け、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入によりPKを獲得。後半41分、クアリャレッラが冷静にPKをゴール左に決め、2-1と試合をひっくり返した。

 サンプドリアは終了間際にMFカロル・リネティが一発退場となるも、2-1の点差を守り切り、試合終了。昨季得点王に輝いた37歳クアリャレッラの活躍により、2試合ぶりの白星を飾り、順位を17位から暫定16位に上げている。

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