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ブンデスリーガで歴史上初の無観客試合が決定、2つの“ダービー”が対象に

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7日に行われたボルシアMG対ドルトムント戦ではゴム手袋をつけた警備員の姿も

 悪天候のため今月11日に延期されていたブンデスリーガ第21節のボルシアMGケルン戦が無観客で開催されることに決まった。ドイツ紙『キッカー』によると、ブンデスリーガで無観客試合が行われるのは史上初。10日、ボルシアMGのホームタウンであるメンヒェングラートバッハ市が発表した。

 ボルシアMG対ケルンは『ライン・ダービー』とも称される伝統の一戦。ドイツ『ビルト』紙によると、ドイツサッカーリーグ機構(DFL)が間もなく正式発表する予定だという。

 また14日に予定されているブンデスリーガ第25節・ドルトムントシャルケ戦も無観客試合となる見込み。この試合は『ルール・ダービー』(レビア・ダービー)とも呼ばれており、ドイツ最大のダービーマッチとして知られている。

 ボルシアMGとドルトムントの本拠地があるノルトライン・ベストファーレン州では、新型コロナウイルスが猛威を振るっている。カーニバルでの集団感染が見られた他、500人に迫る感染者を確認。9日にはドイツ国内で初めてとなる死者が出ていた。

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